現地集落の領域においてのみ適応される条例を新たに1つ制定、あるいは既にある条例1つの破棄する工作です。 条例の内容は特定の条件を満たす事を犯罪として扱う、あるいは社会活動において特定の条件を満たす事に新たに課税するという内容です。 【顔役】や【参謀】は、その集落の長である必要はありません。この工作が発動中は、同集落内で【条例制定・条例破棄】を新たに行う事はできません。 新たに条例を制定したい場合、その主な内容を「新たな軽犯罪の制定」「新たな重犯罪の制定」「新たな課税」のいずれかから選択し、その内容を「140文字以内」にまとめた上で、GMの許可を得なければなりません。GMは内容次第で任意に【手配判定】に〈判定修正〉を与える事ができます。 条例の強制力は、必要な《権力レベル》までの者に対してまでとなります。例えば、要《権力レベル:3》の【村】であれば、《権力レベル:4以上》の権力者に対して条例は適応されません。
この工作は「提案フェイズ」「調整フェイズ」「決定フェイズ」の3段階に分かれて進行します。
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● 提案フェイズ |
新たな条例の提案、あるいは既にある条例の破棄の提案が、集落有力者の集う会議で行われます。この会議は工作発動から10日後に行われ、2時間かかります。この会議以降、その内容は集落内で噂が流れ、この噂の発生を防ぐ事はできません。 |
● 調整フェイズ |
条例の制定あるいは破棄が成った場合に備えて、集落全体で決定後の準備を会議で整えていきます。この会議は「提案フェイズ」での会議から10日後に行われ、4時間かかります。 |
● 決定フェイズ |
実際に条例制定の発行(破棄)が最終会議にて決定されます。以後、その集落は結果が適応されます。この最終会議は「調整フェイズ」での会議から10日後に行われ、2時間かかります。 |
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これらのフェイズで会議が開かれる度、【参謀】は【手配判定】を1回づつ行います。
会議の最大参加者は集落規模によって異なりますが、会議そのものを左右できる者は後述「勢力図と権力抗争」での【有力者】に準ずるとします。工作者が会議に出ない場合、会議での【手配判定】に「−20」を受けます。 そして、最終会議での【手配判定】の直後、この《陰謀工作》そのものの成否を決定する【手配判定】を行います。その判定にて「−会議での判定失敗回数×20」を受け、工作者が集落の長ではない場合、さらに「−20」を受けます。これに成功すると、条例の制定あるいは破棄が正式に決定され、失敗すると新条例の制定も条例の破棄も見送られます。 会議の有力者が制定あるいは破棄に反対の意向を明確にした場合、工作者は、この工作で行う【手配判定】全てに、反対者一人あたり「−10」を受けます。有力者が反対を明確にするかどうかの判断はGMが決定します。 これら一連の工作の最中に工作者が何かしらの理由で工作続行が不可能となった場合、工作は自動的に失敗しますが、条例を巡る会議そのものは結果が出るまで行われます。
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