チャート・表 早見一覧

アイテム簡易一覧
 密着武器 近接武器 長柄武器 射撃武器 防具 
 所持品(非消耗品) 所持品(消耗品)
 騎獣 従者 インテリア(家具) インテリア(改築)
シナリオ進行補助
 リビドー変動一覧表 カヴンの結成と加護 烙印・刻印レベル成長 
 経験点成長 自宅一覧表 痛打表 狂気チャート
キャラクター作成補助
 原罪となる大罪一覧 魅力チャート 性格チャート 性癖チャート 喪失チャート
シナリオ作成補助
 NPCモラルチャート シナリオチャート 関係チャート 関係トラブルチャート 拠点チャート

 

 アイテム簡易一覧 

密着武器
武器名 重量 装備 攻撃力 身分 価値 備考
格闘 両手 様々 攻撃力は体格÷30となる。
両手 (2) 部位狙いにボーナス。
(3) 急所狙いにボーナス。
バイヨネット 片手 45 銃装着可能。
 
近接武器
武器名 重量 装備 攻撃力 身分 価値 備考
片手 なし。
片手 対ショック判定にペナルティ。
短剣 片手 急所狙いにボーナス。
小剣 10 片手 30 急所狙いにボーナス。
長剣 15 片/両 2/3 45 部位狙いにボーナス。
戦槌 20 片/両 2/3 30 打撃特化。
馬上槍 30 片手 30 騎乗用制限とボーナス。
棍棒 10 片手 打撃特化。
バイヨネット(装着時) 両手 銃剣使用時。
 
長柄武器 密着距離(0PT)以内に攻撃出来ない。
武器名 重量 装備 攻撃力 身分 価値 備考
農具 10 両手 なし。
戦斧 30 片/両 3/4 30 部位狙いにボーナス。
両手剣 30 両手 45 部位狙いにボーナス。
鉾槍 40 両手 45 打撃特化。
15 両手 30 対騎兵ボーナス。
両手 打撃特化。
 
射撃武器 近接距離(1PT)以内に攻撃出来ない。
武器名 重量 装備 攻撃力 身分 価値 備考
スリング 15 片手 CT消費2。長柄と同射程。
30 両手 部位狙いにボーナス。
40 両手 45 金属貫通。
投槍 15 片手 15 CT2消費。投擲用。
手裏剣 片手 長柄と同射程。投擲用。
ボーラ 片手 なし 15 足命中時、転倒。投擲用。
ネット 片手 なし 15 腕狙い時、絡み。投擲用。
マスケット銃 20 両手 60 金属貫通。雨中不発。
ラッパ銃 25 両手 45 使用後に攻撃力低下。
フリントロック銃 20 両手 75 金属貫通。銃剣装着可能。
フリントロック拳銃 10 片手 60 金属貫通。長柄と同射程。
 
防具
防具名 重量 種別 防御力 身分 価値 備考
ビキヌ 非金属 ボロボロの布切れ。
ボロキヌ 非金属 ボロボロの衣服。
スマキ 非金属 両手が塞がる。
クロース 非金属 普通の服や妙な衣装。
下位礼服 非金属 30 ちょっといい服。
中位礼服 非金属 45 いい服。
カソック 非金属 特殊 聖職者専用。
ゴシック式礼服 非金属 75 豪華な服。
バロック式礼服 非金属 90 凄く豪華な服。
獣の毛皮 非金属 通報されそうな毛皮。
ソフトレザー 10 非金属 普通の革鎧。
ハードレザー 15 非金属 30 硬くした革鎧。
スケイルメイル 45 金属 30 壊れやすい。
チェインメイル 30 金属 45 金属鎧の代表。
プレートメイル 45 金属 60 騎士の象徴。
マンゴーシュ なし 15 盾代わりの短剣。
バックラー 20 なし 15 小さめの盾。
シールド 40 なし 30 大きな盾。
 
所持品(非消耗品)
所持品名 重量 身分 価値 備考
奴隷の首輪 奴隷の証。鍵付き。
滞在許可証 非売 余所者の証。
客分の証 非売 居候の証。
魔女の箒 10 空が飛べる魔法の箒。
水袋 防水用の革袋。
調理道具 20 美味い食事を何処でも作れる。
マント/ローブ 野外の簡易な防寒具。
毛布 野宿でもそこそこ暖かい。
火打石 火を起こせる。
麻縄 10 丈夫な縄。
縄梯子 20 30 丈夫な縄梯子。
キーピック 45 泥棒の必需品。
カヴェルシンボル 15 カヴェル教信徒の証。
ランタン 15 長持ちする照明。
30 知識階級の証明。
インクと羽ペン 15 筆記用具。零すと悲惨。
パイプ 香草や麻薬の吸引器。
拷問器具 15 無駄に洗練された無駄な職人芸を感じる。
切削工具 20 15 天上に至る地の底の剣。
画材道具 10 15 筆が呼ぶのは幸か不幸か。
キャンバスとイーゼル 15 15 布が化けるは金か炎か。
絵画 特殊 特殊 キャンバスに描かれた油絵。禁制品にご注意。
弦楽器 10 15 デリケートな弦楽器。水は大敵。
管楽器 15 木製管楽器。価値+1で金管楽器。
義手 45 大砲は仕込めない。
義足 45 爆弾は仕込めない。
緋色の処 非売 魔女でなくてもリビドーを操れる。
鍵の書 非売 魔女でなくてもピュアを取得できる。
門の書 非売 原罪の庇護の魔術を行使できる。
烙印の一項 非売 指定の大罪の魔術を行使できる。
刻印の一項 非売 魔術に対抗できるようになる。
聖者の石 非売 様々な効果を齎す災厄の宝石。
 
所持品(消耗品)
所持品名 重量 身分 価値 備考
胎児の石 異形の従者の素材。
蠱毒 呪いの触媒。なんか動いてる。
化粧品 30 身分+15、価値+1で高品質が買える。
変装道具 45 人を謀る特殊メイク。悪い人が売っている。
干し肉 1×5 飢えを凌げる。つまみにもなる。
松明 1×5 5個セットの簡易照明。
羊皮紙10枚 15 最もポピュラーな白紙。
香草 吸い過ぎにご注意。
麻薬 痛みがなくなって人間をやめるお薬。
病薬 30 病気の特効薬。
治療薬 30 外傷を癒す。
解毒薬 30 毒に対する抵抗力を上げる。
予防薬 30 病気に対する抵抗力を上げる。
睡眠薬 30 誘拐犯御用達。
服薬毒 45 暗殺御用達。
塗料毒 45 殺意満点。
媚薬 45 おまわりさんこっちです。
人を最も幸福にし、最も不幸にした薬。
高級酒 30 悪酔いしないお酒。
ビンテージワイン 45 マニア垂涎のお酒。
黄金の蜂蜜酒 45 恐怖に立ち向かう前の最後の一杯。
 
騎獣
騎獣名 移動 搭載 身分 価値 備考
ロバ +1 50 30 のどかな旅の連れにお勧め。
ホース ×2 50 45 いわゆる馬。
ウォー・ホース ×2 75 60 軍曹に訓練された永遠の軍馬。
荷馬車 +1 150 30 商人の妾。
幌馬車 +1 300 30 商人の正妻。
戦車 ×2 100 45 闘技場の名物。
 
従者
従者名 身分 価値 備考
執事/秘書 45 仕事の補佐だけでなく背徳のロマンスも。
女中 30 覗きが趣味なメイドにご注意。
警備員 45 頼りになる自宅警備員。
替え玉 様々 名前は書いてくれるが、点数は取れない。
影武者 45 様々 任せっきりにする場合は、裏切りにご注意。
斥候 60 何でも調べてくれるが一回しか働かない。
使い走り 15 期待せずに使い倒すべし。
用心棒 45 解雇の際は、逆恨みにご用心。
料理人 45 得意技は関節技。
俘虜 様々 非売 身代金と読む。
 
インテリア(家具)
所持品名 重量 身分 価値 備考
快適寝具 60 30 ふわふわの羽毛布団。
クローゼット 30 15 ちゃんと片付けよう。
秘密のクローゼット 40 30 死ぬ前に処理しよう。
妖精の絵画 10 45 眠ってる間に妖精が家事をしてくれる。
覗く絵画 10 45 目がきょろきょろする不気味な絵画。
番人の彫像 60 45 さっきとポーズが違う不気味な彫像。
モレクの種火 100 30 恥ずかしい秘密を証拠隠滅。
山羊の剥製 30 45 黒山羊様が見てる。
 
インテリア(改築)
所持品名 身分 価値 備考
快適厨房 45 うかつに踏み込むと折られる。ここは戦場だ。
プレイルーム 45 死ぬ前に埋め立てよう。
後付厩 15 ここで寝ても不老にはなれない。
従者の部屋 45 合鍵はご主人様が持っている。
耐火設備 45 家が灰になるか、灰まみれになるか、それが問題だ。
強化鍵 45 私は金持ち、もしくは、やましい事をしています宣言。
座敷牢 45 ロリババァを閉じ込めてはいけません。
秘密の座敷牢 60 私は犯罪者宣言。
覗き穴 15 目潰しに気をつけよう。
秘密の抜け穴 45 こんな事もあろうかと、と自慢できる。
自壊装置 60 旅は巻き添え。

 

シナリオ進行補助 

リビドーの変動と奈落の侵食
以下の変動条件に合う行動を行い、リビドーの取得宣言を行う事で宣言できる。
それぞれフェイズ中に1回づつのみ適応される。
変動条件 リビドー変動値 変動説明
睡眠をとる +2D10 6時間の休息を取り、
睡眠欲を満足させる事で、リビドーが上昇する。
これは自宅や保護先、あるいは宿屋の施設など、
安静にできる場所での休息に限られる。
安静に休める環境であるかの詳細はGMが裁定する事。
食事を取る +2D10 一食分の食事を取り、
食欲を満足させる事で、リビドーが上昇する。
これは自宅での食事やパーティー等の饗し、
飲食店での(まともな)食事に限られる。
適応される食事の詳細はGMが裁定する事。
性癖充足 +2D10 自身の[性癖]一種に沿う行動を得る事でリビドーが上昇する。
PCの初期の性癖は3種類なので、
1フェイズ中にそれぞれ最大3回の性癖充足を行えるとなる。

「性癖A/性癖A/性癖B」のように性癖を重複して
取得している場合、あるシーンで性癖Aの充足を行った際、
2回分の充足を宣言したと扱ってもよいし、
1回分に留めて別シーンで残る1回分の充足を行ってもよい。
麻薬を吸う +3D10 麻薬を吸い、その悪魔の快楽に
満たされる事でリビドーが上昇する。

以下の変動条件に合う行動を行い、リビドーの取得宣言を行う事で宣言できる。
それぞれシーン中に1回のみ適応される。
変動条件 リビドー変動値 変動説明
恍惚に浸る +1D10 [恍惚]状態で身を包む快楽に浸り、リビドーが上昇する。
酒を飲む +1D10 酒を飲み、アルコールがもたらす
高揚感に浸る事でリビドーが上昇する。
香草を嗅ぐ +1D10 香草を吸い、その甘美な香りに
満たされる事でリビドーが上昇する。

リビドーが変動条件が満たされた場合、指定の変動が自動的に適応される。
変動条件 リビドー変動値 変動説明
魔術行使 −消費値 魔術を行使し、発動の成否に関わらず、
リビドーが自動的に消費値だけ低下する。
睡眠不足 −1D10 登場したシーンを[衰弱(睡眠)]の状態で終了した場合、
リビドーが自動的に低下する。
空腹 −1D10 登場したシーンを[衰弱(飢餓)]の状態で終了した場合、
リビドーが自動的に低下する。
二日酔い −1D10 登場したシーンを[泥酔]の状態で終了した場合、
リビドーが自動的に低下する。
アル中 −2D10 [薬物中毒(酒)]の状態で
1フェイズ中、1回も酒を飲めないまま
フェイズが終了した場合、リビドーが自動的に低下する。
ヤク中 −3D10 登場したシーンにて、[薬物中毒(麻薬)]の状態で
1回も麻薬を吸えないままシーン終了した場合、
リビドーが自動的に低下する。
 
リビドー値 侵食度 侵食による影響
1〜49  魔女 魂が奈落との境界を覗いている。
外観などに変化はないが、 臆病な者や
慎重な者は魔女を見て本能的にやや身を竦める。
 50〜99 魔人 魂と奈落が深く繋がり始めている。
魔女の影に奈落の異形の気配が蠢き始める。
魔女をよく知る者に崇拝、あるいは危険視、敵視される。

[器用][機敏][体格]いずれかの能力を
使用する判定に受けるボーナスが+10となる。
100〜139 妖魔 魂と奈落が殆ど繋がっている。
魔女の周囲に奈落の異形の影が現れ始める。
姿を一般人に目撃され、それを放置した場合、
通報による[幸運判定]にて、[−20]のペナルティを受ける。

[器用][機敏][体格]いずれかの能力を
使用する判定に受けるボーナスが+20となる。
140〜 魔族 魂と奈落が完全に繋がっている。
魔女の姿の一部が一時的に異形のものとなり、
姿を一般人に目撃され、それを放置した場合、
通報による[幸運判定]にて、[−40]のペナルティを受ける。

[器用][機敏][体格]いずれかの能力を
使用する判定に受けるボーナスが+30となり、
[奈落判定]は自動的に失敗する。
 
 カヴンの結成と加護
 カヴンの鉄則 カヴンに属する魔女への制約
司祭長の選定 カヴンを結成する魔女の中から
1人「司祭長」を任意で選定し、その他の魔女は「助祭」となる。
カヴンの主導権は司祭長に委ねられる。
仮主への従属 司祭長と助祭は、カヴンを承認した黒山羊を仮の主として扱い、
黒山羊の命令には絶対服従しなければならない。
ただし、黒山羊への意見は許される。

また、原罪の庇護「黒山羊の〜」と名のつく魔術を行使すると、
カヴンを承認した黒山羊が召喚され、他の黒山羊は指定できなくなる。
淑女協定 同じカヴンに属する魔女へ、敵対的な行動を実際に行う事は許されない。
たとえ不意を打ったとしても、黒山羊の目は誤魔化す事が出来ぬと心得よ。
制約の罰則 上記のいずれかに反した者は、カヴンを承認した黒山羊が
その行動の是非について裁定を行い、該当者は制裁を受ける。

 黒山羊の加護 カヴンを結成する事で得られる魔女への加護
背徳の同志 同じカヴンに属する魔女は、
互いの魅力、性格、性癖、原罪を、
確認せずとも大まかに把握できる。


また、魔女が「箱庭の扉」を発動させた場合、
その対象を「術者から6PT以内に存在する、同じカヴンの魔女全て」にできる。
なお、転移先は、サバトハウスの「ロビー」となる。
楔の輪 互いの視界内にいる魔女間はピュアを共有し、
それらの魔女は共有したピュアを使用できる。
ただし、他者のピュアを使用する際は、当人の許可が必要となる。
ワルプルギス
の夜
カヴンは、司祭長の許可を得て
「ワルプルギスの夜」と呼ばれる特殊な異能を、
総合「カヴンの構成員数×3点」のピュアを捧げる事で、
発動する事を許される。

ワルプルギスの夜を発動すると、
シーンの舞台となっている空間が世界から隔絶され、
登場していた者全員が異次元へと転移される。

転移先の異次元空間は、基本的に通常の空間ではありえぬ
不可思議な構造や様相を呈しているが、
この光景は発動者が任意に決定できる。

また、この空間内では「太陽が沈んでいる時間帯」、
そして「月の状態は新月」として扱う(明かりの必要はない)。

この空間にいる間、全ての魔女は魔術の行使時、
[発動判定]に+20の修正を受け、[消費値]が半減する。
この効果を受ける「すべての魔女」というのは、
発動したカヴンに属さぬ魔女も含められている。

このワルプルギスの夜は1シーンの間持続し、
時間が経過すると世界は復元される。
転移していた者達も元の世界で転移した場所に帰還し、
空間の隔絶により起こったパニックは
当事者以外には「なかった事」に改竄される。

ワルプルギスの夜は、1シナリオ中1回のみ発動できる。

1D10 ワルプルギスの夜の光景チャート
全ての構造物が鉄やアスファルトによるものであり、
木々や川などの自然は一切存在せず、時折青い光が地中から放たれる。
人の手によるものとは思えぬほどに荘厳な宮殿が中央に立つ、
美しく調和と統制のとれた建築物が並ぶ理想郷のような情景。
すべての空間が無限に存在するかのような回廊であり、
その無限回廊には開かぬ扉が並んでいる。
オブジェの輪郭が冒涜的なまでにねじ曲がっており、
平衡感覚が失われ角度に落ちるかのような錯覚を生む構造物に囲まれる。
天井がなく、壁となって遮るものは未知の言語の文が刻まれた
巨大な石版の羅列であり、その石版は横幅2M縦幅10M程の高さである。
そこかしこの床や壁から、周囲の地形と同じ材質の
ミイラ化した人間の体や人骨の様々な部位が数百、数千と無数に突き出している。
歪んだラッパやフルートの音色が聞こえてくる天地のない深淵の中であり、
だまし絵のように逆さまや真横に人やオブジェが立つ。
天に聳える高さの無数の鉄骨が無造作に突き刺さる赤茶色の大地に、
鉄骨で編まれた立体通路で構成された建造物が並ぶ。
全ての構造物やオブジェが、
グロテスクな肉塊で構成されたかのような光景に包まれる。
10 世界中の様々な異文化を無造作かつ乱雑に詰め込んだかのような
内装や外装の構造物が立ち並ぶ。
 
 
魔女としての成長
 「聖槍の烙印」
【馴染む穂先】 これにより、魔術の発動ボーナスが決定される。

聖槍レベルが磔刑レベルを超えている場合、
[発動判定]に「聖槍レベル×5」のボーナスを得る。


この時、磔刑レベルと同値の場合、
上記のボーナスとペナルティの数値は
「聖槍もしくは磔刑レベル×最大知識点(最低1)」となる。
【妄執の熱情】 これにより、リビドーの初期値が決定される。

聖槍レベルが磔刑レベルを超えている場合、
リビドーの初期値が「正気点×2+聖槍レベル×6」となる。

この時、磔刑レベルと同値の場合は
「正気点×2+聖槍もしくは磔刑レベル」となる。
【穿たれる楔】 これにより、ピュアの初期値が決定される。

聖槍レベルが磔刑レベルを超えている場合、
ピュアの初期値が「幸運点×2+聖槍レベル×3」点となる。

この時、磔刑レベルと同値の場合は
「幸運点×2+聖槍もしくは磔刑レベル×幸運点(最低1)」点となる。
 
 「磔刑の刻印」
【根付く茨】 これにより、魔術の発動ボーナスが決定される。

磔刑レベルが聖槍レベルを超えている場合、
[発動判定]に「磔刑レベル×3」のボーナスを得る。
【清廉の熱情】 これにより、リビドーの初期値が決定される。

磔刑レベルが聖槍レベルを超えている場合、
リビドーの初期値が「正気点×2+磔刑レベル×3」点となる。
【聖釘の洗礼】 これにより、ピュアの初期値が決定される。

磔刑レベルが聖槍レベルを超えている場合、
ピュアの初期値が「幸運点×2+磔刑レベル×6」点となる。
 
 経験点成長
必要経験点1点
@ 指定の能力値一種類を恒久的に[+2]、
あるいは能力値二種類を「+1」する。
能力値は合計点が[600]で限界となる。

アフタープレイでのみ行える。
A 指定の能力値1種類を[−5]させ、
他の能力値に5点を任意に振り分け増加させる。
ただし[身分]は変更できず、アフタープレイでのみ行える。
B 強度:弱の状態異常を解除する。

必要経験点2点
@ 直前に行った判定を振り直し、振り直した結果を適応する。
振り直す前の判定結果は破棄される。
A 強度:中の状態異常を解除する。
B 減少した[正気点]を1点回復させる。
その際、継続している[狂気]を解除する。

必要経験点3点
@ リビドー値を5点上昇、あるいは減少させる。
A 現在の性癖一種類を変更、あるいは追加取得する。
性癖の最大数は「7」となる(ただし重複は3段階までとする)。
B 現在の「境遇」を一種類、別種の境遇に変更する。
ただしアフタープレイでのみ行え、GMの許可が必要となる。

必要経験点4点
@ リビドー値を10点上昇、あるいは減少させる。
A 現在の魅力一種類を変更、あるいは追加取得する。
魅力の最大数は「7」となる(ただし重複は3段階までとする)。
B 教育機関一種の卒業資格を取得する。
その際、教育機関で指定された能力値が必要となり、飛び級はできない。
アフタープレイでのみ行える。

必要経験点5点
@ 「原罪」を変更する。シナリオ中は1シナリオに1回のみ行える。
変更前の原罪の魔術で発動済みの効果は引き継がれ、任意解除も行える。
A 判定を行った際、出目の一の位と十の位を逆転させ、その数値を適応する。
B 現在の「階級」を、変更できる範囲内のものに変更する。
ただしアフタープレイでのみ行え、GMの許可が必要となる。

必要経験点10点
@ [死亡]状態になった場合に行える。
何かしらの要因(GMと相談して決める事)で
[死亡]状態が解除されて生還するが、
以後、初期リビドー値が「+20」される。

この成長はキャラクター1体につき3回まで行え、
その度にリビドー値の増加は重複していく。
A 新たに任意の「境遇」1種類を得る。
境遇は最大で3種類まで取得できるが、重複は出来ない。
これはアフタープレイでのみ行え、GMの許可が必要となる。
 
  
 自宅一覧表
身分 自宅規模 保管 快適度 女中 推奨警備 概要
0〜 ボロ小屋 不要 不要 なし スラム街に立ち並ぶほったて小屋。
すきま風は勿論雨漏りもひどく、劣悪な環境。
15〜 共同住宅 不要 不要 なし 貧民窟などで立ち並ぶ安い共同住宅。
平屋と同程度の快適度を得られるが、
住民トラブルが問題になる。
15〜 平屋 不要 1人 なし 大多数の低位階級が住むごく一般的な住宅。
そこそこの快適度だが何処か物足りない。
30〜 二階建て家屋 1人 1人 なし 2階が出来たことで広さが2倍となった平屋。
反面、管理の手間が増えだす。
45〜 三階建ての屋敷 1人 2人 あり ある程度成功した人物の証明となる屋敷。
広さは十分、間取りも快適。
60〜 門構えの豪邸 2人 3人 あり 門に囲まれた豪邸。
階層も4を越えた、上流階級としての証明。
60〜 修道院 不要 3人 あり 修道士又は修道女が住む共同住宅。
聖職者以外の者、そして異性が
立ち入る事は表向き厳禁である。
75〜 立派な城 3人 4人 あり 要塞を兼ねた豪邸。
要塞という無骨な空間がやや気になるが、
一城の主というのは気分がいい。
90〜 豪奢な宮殿 4人 5人 あり 王族や大貴族が住まう荘厳な城。
要塞というより、豪華な劇場のようである。
99〜 後宮付き宮殿 10 6人 6人 あり 国家の支配者階級が住む宮殿。
寵姫達の宮殿もあり、酒池肉林を楽しめる。

説明 概要
身分 自宅を手に入れるのに必要な最低身分値を表す。
自宅規模 自宅の大きさや広さを表し、自宅がどのように呼ばれる住居なのかを表す。
保管 アイテムを保管し、それを痛ませず維持できる、
あるいは従者の雇用を維持できる係数を表す。

保管できるアイテムは価値に左右され、その重量や数に制限はなく、
その総合価値は「財力点×保管」までとなる。

持ち歩くアイテムと保管するアイテムを入れ替える際は、
重量や保管の制限を無視して自由に交換できるとする。

なお、複数の自宅を所持している場合、保管しているアイテムや
従者はその場所限定のものとなり、自宅間で共有される事はない。

GMは必要と有らば、PCが購入できる範囲の雑多な生活必需品、
例えば、毛布、水袋、火打石、ランタン、筆記用具、羊皮紙等は、
保管の制限を無視して自宅に存在するという事にしてもよい。
快適度 自身の生活領域としての安心感を表した数値。
自宅で6時間の休息をとると、快適度だけリビドー値が増加する。
女中 自宅の維持管理に必要な女中の数。
女中が不足すると自宅が荒廃し、快適度と保管が不足人数だけ低下する。

女中の雇用については「アイテム:従者」にある「女中」を参照。
推奨警備 自宅を警護する警備員の駐留推奨数。
自宅の規模が大きくなるにつれ、建物の影に生まれる死角を補うために雇用する。
「推奨人数=建物の死角の数」として、その死角にそれぞれ警備員を常駐させると扱う。

警備員の雇用については「アイテム:従者」にある「警備員」を参照。
騎獣や車両を置くための厩の有無を表す。
厩がなければシナリオ外で騎獣と車両を購入する事はできない。
もしも騎獣(車両)を有しながら自宅規模が縮小し、厩を失った場合、
騎獣(車両)を維持する事はできず失われてしまう。
 
 痛打表
痛打点 ショック ショックの内容
1点 激痛 あまりのショックに叫び声を上げてしまう。
この時、[意志判定]を行い、成功する事で、
叫び声を押し殺す事が出来る。
2点 麻痺 感覚を超越したショックに、声も出せない。
身体はこわばり、[麻痺]状態となる。
この時、[体力判定]を行い、成功する事で、
[麻痺]状態に陥らずに耐えられる。
3点 狂気 死を強く意識させる程のショックに精神が軋む。
[狂気判定]を行わなければならない。
4点 昏倒 一瞬で意識を刈り取る程のショックに襲われる。
気を失い、[気絶]状態となる。
この時、[体力判定]を行い、成功する事で、
[気絶]状態に陥らずに踏ん張れる。
5点以上 即死 耐えられぬ程のショックを受けて[死亡]する。
この時、[意志判定]を行い、成功する事で、
[死亡]ではなく、[気絶]状態となる。
 
 
 狂気チャート
出目 狂気名 狂気の内容
1 問題なし 貴方は狂気に苛まれたが、なんとか我を維持する事に成功した。
しかし猛烈な不快感によって、「1D10」リビドー値が低下する。
2 ショック 貴方は狂気に苛まれつつも我を維持できたが、
身体的に急激に負荷がかかり、[耐久点]が1点減少し、
同時に精神を軋ませる恐怖により、「2D10」リビドー値が低下する。
3 機能障害 1D10をさらに振り、出目で指定された部位が機能を失う。

「1〜2:視覚」「3〜4:聴覚」「5〜6:味覚」
「7〜8:発声」「9〜0:腰(両足)」


この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。
4 現実逃避 貴方は現在の状況を把握する事を拒否し、自身に
危害を与えると確信していた眼前の相手を[未捕捉]状態にする。

これはただ相手を捕捉できないという事だけではなく、
相手に関する行動や言動、そして存在すら認識できなくなる。

また、この狂気に陥っている間は、
[自律判定]に[−20]のペナルティを受ける。

この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。
5 恐慌状態 貴方は現在の状況に並々ならぬ恐怖を抱き、
そこから一目散に逃げ出そうと全力を出す。

逃亡を邪魔する者がいて、それによって実際に
逃亡が邪魔されるならば、それを排除しようとする。
この狂気は逃亡に成功すると一時的に解除されるが、
似た状況に遭遇すると自動的に再発生する。

また、この狂気に陥っている間は、
[自律判定]に[−30]のペナルティを受ける。

この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。
6 疑心暗鬼 貴方は現在の状況になった原因は、
眼前の周囲の存在による陰謀だと思い込み、
相手が無実でも誤解してしまう。

それらの相手に対して常に自身を陥れるための
姦計だと思い込み、全く信頼も信用もしなくなる。

また、この狂気に陥っている間は、
[自律判定]に[−10]のペナルティを受ける。

この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。
7 色情狂い 貴方は恋愛欲求の自制心が狂気によって破壊され、
狂った愛を貫く事を最優先にして動くようになる。

貴方は己が最も大切に思っている対象に
己の理想像を重ね当て、その理想像こそが
対象そのものと思い込む。

貴方はこの理想像を何よりも大事なものとして認識し、
そしてその理想の維持のために手段を選ばなくなる。

この理想像の強要は自覚がなく、
全て対象を愛するが故の当然の行為として疑う事なく強行され、
他者がこの理想像を崩すような行動をとれば、
それをあらゆる手段で妨害し、粉砕しようとする。

この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。
記憶喪失 貴方は即座に気絶して1D10を振り、出目だけの時間だけ
意識を失い、目が覚めた時、出目ヶ月分の記憶を失う。

ただし、「無垢なる夢」とサバトハウス、
その仲間の魔女達、そして魔術の術式についての
記憶は喪失されない。

また、この狂気に陥っている間は、
[自律判定]に[+10]なボーナスを受ける。

この狂気はフェイズ終了時に自動的に解除される。
9 幼児退行 貴方は現在の精神ではこの状況に耐える事ができなくなり、
幼児だった時代の自分に現在を押し付けてしまう。

貴方は1D10を振り、出た出目による実年齢だった頃の
精神状態となり、記憶も当時までのものとなってしまう。

ただし、「無垢なる夢」とサバトハウス、
その仲間の魔女達、そして魔術についての記憶は喪失しない。

また、この狂気に陥っている間は、
[自律判定]に[−20]のペナルティを受ける。

この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。
0 知能障害 貴方の精神は一時的に崩壊し、正常な思考や
判断が行えなくなり、呂律もろくにまわらなくなる。

貴方は[知恵]を使用する判定に自動的に失敗し、
[知識点]も使用できず、魔術発動にて詠唱が行えなくなる。

また、この狂気に陥っている間は、
[自律判定]に[−40]のペナルティを受ける。

この狂気はシーン終了時に自動的に解除される。

   

キャラクター作成補助

 原罪となる大罪一覧
憤怒 この原罪を背負う者は、
常に何かに対して憤怒に包まれる宿命にある。

それは、ただの破壊衝動か、正当な復讐かは定かではないが、
その理由がなんであれ、その憤怒を目標に向かって開放し、
燃やし尽くさなければ気が収まらない性質を持つ。

憤怒が司る魔術は、天変地異を起こし、
自他を狂乱させる等どれも破壊的である。
これにより、憤怒の魔女は危険な破壊者と扱われる。


この大罪を原罪とするPCは、敵を打ち倒す破壊の権化として、戦闘の要となるだろう。
憤怒の魔術は非常に攻撃的で、自身や周囲を狂戦士へと変化させるものもある。
逆に戦闘以外に役立つ魔術は少なめとなるので、調査時は護衛として動くのがよい。
怠惰 この原罪を背負う者は、
何かしらの諦観や達観に表情を包ませており、
内に潜む遅延な破滅と歩み続ける宿命にある。

そのため能動的に動こうとせず、
情熱的に生きる者たちを見送る彼岸人として、
何かを常に観察し続けている。

危機が迫った際には、相手を出来るだけ
楽に仕留めるための策謀を優先的に考える。

怠惰の魔女は、異形の魔物を使役する召喚術や、
召喚術を利用した転移術などを得意とする。


この大罪を原罪とするPCは、転移や召喚などを利用した手数の多さが武器となる。
転移は即座に危険地域から脱出する事に役立つだろうし、
異形の従者は表で連れ歩きづらいものの、強力な戦力となる。
しかし、PC自身を強化する術は少ないので、直接対決時には分が悪いだろう。
傲慢 この原罪を背負う者は、己は支配者の器という自負を持ち、
やがて全てを支配するという野望に満ち溢れている。

その野心と不遜な態度は、度々周囲の存在を睥睨し、
取るに足らぬ存在として見下すため、反感や敵意を持たれやすい。

そして己の優秀さを立証するために実績と名誉を強く求め、
社会的地位を高める事に、あらゆる手段を用いて腐心する。

傲慢が司る魔術は、他者を謀り支配する術や、
不老不死、死者蘇生など、生命に対して冒涜的、挑発的なものが多い。


この大罪を原罪とするPCは、社会戦となった場合にその本領を発揮するだろう。
意思力を操る魔術と情報操作を行う魔術は、交渉や裏工作に必ず役に立つはずだ。
しかし、それだけに名前が表に出やすいとも言えるので、刺客への備えは万全にするべきだ。
暴食 この原罪を背負う者は、常に何かに飢えており、
飢えを満たしてくれる存在を見つければそれを喰らい尽くす事を繰り返す。

求めるものは様々だが、特に睡眠欲、食欲、
性欲の三大欲求に根ざしたものが多く、過剰にそれを求めてしまう。

その欲求はまさに飢餓感によく似ており、
その暴食を阻もうとする者を己の障害とみなし、
衝動的に襲いかかる悪癖を持つ。

暴食が司る魔術は、自身に無い物を得るための術が多く、
自身の満足感の充足に強く影響するものが多い。


この大罪を原罪とするPCは、人の心に潜むエゴをむき出しにさせる術を操る。
慎重な者に暴食の魔術を発動させる事ができれば、相手の自滅を促す事も容易となる。
気をつけるべきは、発露したエゴの一番の犠牲者にならないよう、慎重に行動する事だ。
色欲 この原罪を背負う者は、
まさに恋愛の申し子ともいうべき存在で、
常に運命の相手を探し求める宿命を持つ。

色欲とは性欲に特に強く根ざした抗えぬものであり、
人恋しさの冬を、悦楽の夏で埋めようと、執拗に相手を求めるのである。
相手が受け止めてくれればいいのだが、大概は付き合いきれず離れてしまうため、
色欲の魔女は、次なる恋を求めて延々と彷徨い歩くのである。

色欲が司る魔術は、対象を友好的にする手段に長け、
多くの犠牲者がその甘い罠に絡め取られていく。


この大罪を背負うPCは、潜入工作にうってつけの人員と言える。
色欲の魔術は、人の心の中を覗き見たり、誘惑して虜にする事を最も得意としている。
逆に、勘違いした下僕に執着され、鬱陶しいトラブルも招く事になるので、乱用は弁えよう。
強欲 暴食が生理的欲求に根ざした大罪であれば、
この原罪を背負う者は、物欲という世俗的なものを求め続ける宿命にある。

それは得てして金であり、豪奢な服、家、馬車など
綺羅びやかで見た目麗しい宝石、財宝などである。

強欲を背負いし罪人は名誉よりもこれらの財宝を求めて
手段を選ばず商売や略奪に励み、砂上の楼閣に溺れるのである。

強欲が司る魔術は、金を産んだり、奪う為の手段のものが多く、
特に空間そのものを把握する術は盗賊にとって垂涎である。

この大罪を原罪とするPCは、盗賊として優秀な人材として重宝されるだろう。
強欲の魔術は家屋の間取りや鍵開けなど、侵入して何かを盗み出す事を得意としている。
注意すべきは戦闘に直接役立つ魔術は無いも同然なので、警備員を強く警戒しよう。

嫉妬 この原罪を背負う者は、他者と自身を常に比較し、
自虐に身を捩りながら他者も巻き添えにしてしまう宿命を持つ。

いくら自身が優れていても、常により優れた対象と自らを比較し、
自分より優秀なその存在に嫉妬、羨望、そして憎しみを抱く。

適度な対抗心は自らを成長させる良薬なのだが、
それが行き過ぎて毒となっており、ヒステリックに迷惑を撒き散らす。

嫉妬が司る魔術は、直接手を下さず相手を破滅に導く呪術が主で、
相手と自分の立場を入れ替える捨て身の術も存在する。

この大罪を原罪とするPCは、姿なき暗殺者として動く事を望まれるだろう。
嫉妬の魔術は相手そのものを痛めつけ、そして相手そのものを奪い取る事に長けている。
ただし、闇に潜む自身の存在を暴露されれば、災厄が跳ね返ってくる事を覚悟しなければならない。

 

 魅力チャート(ロールorチョイス)
01〜 絶世の美貌 03〜 美麗な髪の毛 05〜 淫靡な唇 06〜 垢抜けない太眉 08〜 愛嬌のそばかす
10〜 誘惑の美声 12〜 両性的な美声 14〜 幼い美声 16〜 威厳の美声 18〜 ハスキーボイス
20〜 突き刺さる瞳 22〜 優しげな瞳 24〜 冷徹な瞳 26〜 熱情の瞳 28〜 気だるげな瞳
30〜 被虐のオーラ 32〜 加虐のオーラ 34〜 腹黒なオーラ 36〜 清楚なオーラ 38〜 淫乱なオーラ
40〜 華奢な体型 42〜 大柄な体型 44〜 色っぽい体型 46〜 健康的な体型 48〜 マッチョな体型
50〜 映える礼服 52〜 映える武装 54〜 映える修道服 56〜 映える従者服 58〜 映える制服
60〜 礼儀正しい 62〜 魅惑の笑顔 64〜 無垢な仕草 66〜 羞恥の仕草 68〜 堂々した態度
70〜 金持ちキャラ 72〜 貧乏キャラ 74〜 腹ペコキャラ 76〜 何かが大きい 78〜 何かが小さい
80〜 痛々しい傷痕 82〜 覗く素肌 84〜 病的な陰 86〜 刺青 88〜 親の七光
90〜 純白の美肌 92〜 褐色の美肌 94〜 アルビノ 96〜 ヘテロクロミア 98〜 溢れるカリスマ
 
 性格チャート(ロールorチョイス)
01〜 お人よし 05〜 さっぱりしている 08〜 厚顔無恥 11〜 勇敢
14〜 非常に惚れっぽい 17〜 真面目 19〜 前向き 22〜 努力派
25〜 腹黒 28〜 正義感が強い 31〜 素直 33〜 プライドがない
36〜 ロマンチスト 39〜 とても優しい 42〜 理性的 45〜 熱血
48〜 ボケボケ 51〜 三下 54〜 頑固者 57〜 突っ込み気質
60〜 冷静 63〜 本能に忠実 66〜 冷たい 69〜 リアリスト
72〜 プライドが高い 75〜 天邪鬼 78〜 利己的 81〜 淫乱
84〜 根に持つ 87〜 後ろ向き 91〜 不真面目 94〜 人が苦手
97〜 臆病 100〜 ばるばる
 
 性癖チャート(ロールorチョイス)
出目 性癖名 性癖指向
1〜 夢想 貴方は妄想逞しい夢想家であり、
白昼夢に浸る事をこよなく愛する性癖を持つ。
3〜 瞑想 貴方は何かと煩わしい俗世から解き放たれるために
瞑想を行う事を性癖に持つ、一種の修行僧である。
5〜 運動 貴方は何かしらのスポーツを趣味としており、
そのスポーツで汗を流す事を愛する性癖を持つ。
7〜 戦闘 貴方は戦闘を望むが、勝敗は関係なく、
戦闘行為そのものを望み、堪能するちょっと危ない性癖を持つ。
9〜 勝利 貴方は勝負事を常に望むが、厳密には
結果的に勝利する事を第一とする性癖を持っている。
11〜 敗北 貴方は勝負事を常に望むが、結果的に
勝利よりも敗北する事を愛する、三下な性癖を持っている。
13〜 賭博 貴方は賭博行為をこよなく愛し、己の実力や
運が試される場面で全力を注ぐ事を愛する性癖を持つ。
15〜 音楽鑑賞 貴方は音楽について並々ならぬ興味を持ち、
様々な音楽家の作品をその耳で味わう事を愛する性癖を持つ。
17〜 演劇 貴方は演劇を愛し、見るだけでなく役者のように
振舞ってドラマに浸る事にまたとない楽しみを覚える性癖を持つ。
19〜 芸術鑑賞 貴方は絵画や彫刻などの芸術品をこよなく愛し、
それを眼前で観察し美に酔いしれる事を求める性癖を持つ。
21〜 研究 貴方はある分野の研究に情熱を注ぎ、データを集める、
論文をまとめて発表する等の行為に楽しみを見出す性癖を持つ。
23〜 絵画 貴方は絵画を創作する事に意欲を燃やし、
そのための資料集めやモデル探しを苦としない性癖を持つ。
25〜 文学 貴方は詩や小説などの文学の創作を楽しみとし、
作品の完成のために関わる事全てに喜びを見出す性癖を持つ。
27〜 演奏 貴方は楽器を演奏し、時には作曲をもこなす創作活動を
愛しており、演奏に関わる事柄に強い興味を抱く性癖を持つ。
29〜 歌唱 貴方は己の声を楽器として周囲に響かせる事を愛しており、
そのための作詞作曲に腐心する性癖を持つ。
31〜 飲酒 貴方は酒をこよなく愛しており、アル中になる危険性を
自覚しつつも、酒を手放さずにはいられない性癖を持つ。
33〜 飲食 貴方は飽食や美食を愛しており、美味な料理を求めて
飲食店や食材店を巡る事も厭わない性癖を持つ。
35〜 惰眠 貴方は睡眠の心地良さに浸る事を何よりの楽しみとしており、
睡眠をより楽しく味わえる性癖を持つ。
37〜 骨董品 貴方は歴史を感じさせる骨董品に強い関心を持っており、
その収集や鑑賞を生き甲斐とする性癖を持つ。
39〜 貴方は様々な知識が書かれた本をこよなく愛し、
本を読み、収集する事に心血を注ぐ、ビブリオマニアである。
41〜 家具 貴方は生活していくに欠かせない家具に並々ならぬ
こだわりを持り、それを追求する事に喜びを見出す性癖を持つ。
43〜 衣装 貴方は自身を彩る礼服や衣装を収集し、場に相応しい
衣装を纏って人前に出る事に楽しみを抱く性癖を持つ。
45〜 馬車 貴方は馬車に並々ならぬ興味と愛着を持ち、馬車の
デザインや実用性、馬の良し悪しに拘りを持つマニアである。
47〜 旅情 貴方は世界に浸る旅を愛し、ただ近所に散歩に
出るだけでもその気分を味わえる性癖を持つ。
49〜 援助 貴方は困っている相手に援助の手を差し伸べ、
それにより相手が窮地から脱する事に悦びを見出す性癖を持つ。
51〜 草花 貴方は美しい草木や花々を愛する美的感覚を持ち、
菜園を自前で用意する知識も身につける程の性癖を持つ。
53〜 売買 貴方は様々な物品を取引する行為そのものに
大きな快感を覚え、日々のストレスを発散できる性癖を持つ。
55〜 賛美 貴方は賛美を受けて他者から認められ褒められる事に
強い快感を覚え、そのために奮闘できる性癖を持つ。
57〜 睥睨 貴方は他者を見下し、自身を他者の上位に置く事で
自尊心を満たして快感を覚える性癖を持つ。
59〜 崇拝 貴方は己が崇拝する対象を賛美し、その者に奉仕を
行う事に幸福や快感を見出す性癖を持つ。
61〜 観光 貴方は様々な地方の特産品や名物を実際に己の目や
体で味わう事を強い楽しみとする性癖を持つ。
63〜 出世 貴方は社会的地位や名声を追い求め、現在の地位より
高い役職につくために行動する事を悦びとする性癖を持つ。
65〜 財産 貴方は現在の己の財産を銅貨1枚でも多く増やし、
財産の流出を限界まで切り詰める事を追い求める性癖を持つ。
67〜 奸計 貴方は策を編み出し、それを実践して思い通りに事を
運ぶという行為に代えがたい楽しみを見出す性癖を持つ。
69〜 支配 貴方は他者を屈服させ従わせ、そして己の意のままに
操る事に強い悦びを見出す性癖を持つ。
71〜 嗅ぐ 貴方は嗅覚が敏感で、その嗅覚を心地良く刺激する
何かを追い求める性癖を持つ。
73〜 束縛 貴方は他者を何かしらの手段で束縛してしまう事に
強い快感を見出してしまう性癖を持つ。
75〜 焦らし 貴方は望む欲求が満たされないという不満そのものに
快楽を見出し、楽しむ事ができる性癖を持つ。
77〜 羞恥 貴方は羞恥心を強く刺激してくる行為や格好をする、
あるいはそれらをさせる事を楽しみとする性癖を持つ。
79〜 快楽 貴方は自身が望む性的快楽に溺れ、その悦楽に我を
忘れて浸る事に歯止めが効かない性癖を持つ。
81〜 主従 貴方は己と他者が主従関係にあり、その良い関係を
維持する事に満足と喜びを見出す性癖を持つ。
83〜 血液 貴方は血液にただならぬ神秘性を感じ、その鑑賞や
摂取に強い欲求を覚える性癖を持つ。
85〜 略奪 貴方は他者から何かを奪うという行為そのものに対して
強い欲求を湧き上がらせる性癖を持つ。
87〜 死体 貴方は物言わぬ死体に対して、並々ならぬ興味や情欲を抱き、
それを鑑賞し、時に冒涜的な行為に走る性癖を持つ。
89〜 不貞 貴方は自身や他者の、愛しあうはずの関係を
破壊しかねない危険な誘惑に抗えない性癖を持つ。
91〜 加虐 貴方はあらゆる手段を使って獲物と定めた対象を
傷めつける事に強い快感を見出す性癖を持つ。
93〜 被虐 貴方は他者から肉体的、あるいは精神的に
傷めつけられる事に強い快感を見出す性癖を持つ。
95〜 監禁 貴方は他者を己の領域に閉じ込め、その生活を
己が徹底管理するという支配欲に悶える性癖を持つ。
97〜 薬物 貴方は己の身体を香草や薬物の効能で包みこみ、
それに浸る危険な快感に浸る性癖を持つ。
99〜 殺人 貴方は己の意思が拒んでも人を殺さずにはいられない、
危険極まりない衝動と願望が湧きでる性癖を持つ。
 
喪失チャート(ロールorチョイス)
1D10 喪失 喪失の説明
生命 貴方はかつて、一度、確かに死んだはずである。
しかし、何故か貴方の心臓は再び鼓動し、時を刻み続けている。
一度失ったこの生命、もはや貴方に怖いものなどあるのだろうか。
感情 貴方は笑みや嘆き等の感情表現の手段が著しく欠落している。
喜怒哀楽がないわけではないが、それを表現するのがひどく難しい。
人形のようなその振る舞いの中で、貴方の心はもどかしさに悶えている。
記憶 貴方は過去の記憶の一部、あるいは全てを失っている。
自分が何者であったのか知らず、今の状況が順当なのかもわからない。
過去という自分のルーツを探さなければ、本当の安眠は得られないだろう。
離別 貴方は自身の欠片ともいうべき愛する者と離れ離れになってしまった。
相手が死んだという噂は聞かないが、生きているという話も入ってこない。
心にあいた穴を埋めるには、微かな希望に託して、探してみるよりないだろう。
死別 貴方は家族や友人等、大事な存在を何かしらの理由で失ってしまった。
死んでしまった者は帰ってこないのは世の必然だが、
それでも貴方は失ってしまった半身の面影を求めずには居られない。
破産 貴方はかつて莫大な財産を持っていたが、破産し、今ではご覧の有様だ。
周囲からの視線はともかく、今の状況はとても歯がゆい物だ。
手持ちの資産では心もとない、何か手段を講じて財産を取り戻さなければ。
没落 貴方は名家の出身だったが、それも今では過去の栄光となっている。
没落してしまった理由は様々だが、権力闘争に敗北した事だけは確かだ。
失われた名誉を取り戻さなければ、本来の自分に戻れそうもない。
故郷 貴方が今立っている場所は、貴方の故郷ではない。
故郷は何者かに奪われたのか、あるいは故郷から連れ出されたのか。
どちらにせよ、自分が故郷と定め、眠る場所となるのは、あの場所しかない。
信仰 貴方はかつて敬虔な神の信徒であったが、今や祈りを捧げる事はない。
救いと赦しを与える神に背を向け、神に従う世界と決別したのだ。
行く先は、連中の言う事には地獄以外にありえないらしいが、望むところだ。
10 貴方は奈落に住まう魔に魅入られ、その魂は魔の手に握られている。
貴方は魔女として、あるいは魔王崇拝者として、魔王のために動いている。
たとえ火あぶりとなっても、その魂は崇敬する魔の者の元へと戻るだろう。
理性 貴方は、良心や理性といった、心の衝動をセーブする機能が破砕している。
正気でありながら狂気に陥った貴方に、最早止めるものは存在しない。
望むがままに往き、望むがままに行い、望むがままに生きるのみだ。

 

シナリオ作成補助

 NPCモラルチャート
1D10 善性 説明
外道 良心の欠片も持ち合わせていない、人ならぬ者共。
家族でさえも、己にとっては利用するための存在でしかなく、
必要と有らば、なんの呵責もなく、これを切り捨てる事が出来る。
そして、完全に更生不可能であり、反省の弁を述べても確実に再犯する。
腐敗した権力者や聖職者、なりふり構わぬ狂人に多い。
2〜3 悪党 良心がないわけではないが、己の野心のためなら、それを捨てる者達。
絶対の信義を持っており、それに反する事を何よりも恥とする。
信義に沿うのであれば、信用たる交渉相手として十分に務まる相手である。
悪党が現在の自身に疑問を持っているのなら、更生の可能性はある。
徒党を組む犯罪者に多い。
4〜5 三下 強き者に媚びへつらい、弱き者に対してのみ傲慢な者達。
とにかく、その場その場の一時しのぎで渡世を渡り歩く、ならず者である。
生来の臆病者で、度胸がないので、厳しく躾ければ更生が可能である。
貧困層に多い。
6〜9 普通の人 己の立場や実力を嫌というほど自覚している、事なかれ主義の者たち。
良心は人並みにあるが、自身や家族に危険が迫れば、途端に折れてしまう。
心に余裕がないため、実害が及ぶと思えば、即座に手のひらを返してしまう。
中流階層に多い。
10 良心持ち 困っている人がいれば、つい衝動的に助けてしまう、いい人達。
自己犠牲心が強く、そして生活が苦しくとも、真面目に働く事が出来る。
ただし、その善良さが仇となり、卑怯者の格好の餌食となってしまう。
10人に1人、いるかいないかの割合で存在する。
稀有な善人 良心が溢れるどころか、聖人君子の粋に達している者。
己の行動が周囲にどのような影響を与えるかという計算が出来る。
さらに、決して膝を屈する事なく、事態の悪化を決して容認する事はない。
外道とは別の意味で人を捨てており、生き残ればカリスマ溢れる善君となる。
万人に1人、いるかいないかの割合で存在する。
 
シナリオチャート

@ 黒山羊から与えられるPCの使命
1D10 使命 説明
粛清 ボスキャラは魔王陣営の協力者だったのだが、教団側に裏切った。
ボスキャラは裏切りの代償が何なのかよく知っているだろうから、
その身辺は教団の護衛や私兵で固められているだろう。
PCは、このボスキャラを何とかして粛清しなければならない。
破壊 黒山羊は何か不愉快な事でもあるのか、あるものが破壊される事を望んでいる。
それは何かしらの物品か、あるいは建造物等の無機物なのだが、
よりにもよってボスキャラが起こした事件に、それが深く関わっているようだ。
PCは、危険を掻い潜って目的のものを破壊しなければならない。
護送 ヒロインはどうしても行かなければならない場所があるのだが、
何かしら狙われる理由を有しており、このままでは非常に危険が伴う。
黒山羊としても、ヒロインが始末されては困る事情があるのだろう。
ヒロインをその場所まで護送するのが、PCの使命である。
救出 ヒロインは自覚はともかく重大な危機の真っ只中にあり、
このままではヒロインの命は確実に消されてしまうだろう。
黒山羊としても、ヒロインが始末されては困る事情があるのだろう。
その前に、危険の中に飛び込んで、ヒロインを救出しなければならない。
調査 黒山羊は何かしらの目的のために、未知の情報を必要としている。
PCは、黒山羊が求める情報を手に入れ、それを持ち帰らなければならない。

当然、その情報を巡って一悶着あるだろうから、それに備えなければならない。
取得 黒山羊は何かしらの目的のために、ある物品を求めている。
PCは、この物品をどうにかして手に入れ、黒山羊に届けなければならない。
当然、それが普通に手に入るわけもなく、トラブルに備える必要があるだろう。
そして、ボスキャラが起こした事件の渦中に、案の定、それがあるのだろう。
暗殺 黒山羊は、何かしらの理由でボスキャラの死を望んでいる。
しかし、このボスキャラは権力や配下等で守られ、公に始末する事が難しい。
PCの使命は、何とかしてボスキャラへと接近し、始末しなければならない。
当然、始末した後は、追っ手を巻くために、速やかに逃げなければならないだろう。
援助 ヒロインが望む事の成就は、黒山羊の企みに沿うものであるらしい。
PCは、その願い事の成就のため、ヒロインを援助しなければならない。
そのためには、ボスキャラが起こした事件の中に飛び込む必要があるだろう。
勧誘 黒山羊はどういうわけか、ヒロインが魔女となる事を望んでいる。
しかし、ヒロインは魔女になる事を拒む何かしらの理由を有している。
PCの使命は、魔女を拒む事情を何とか解決し、ヒロインを堕落させる事だ。
ボスキャラが起こす事件を利用できそうだが、同時に妨害ともなるであろう。
10 蹂躙 黒山羊はボスキャラの絶対的な破滅を望んでいる。
それも、ただ命を絶つのではなく、生きたまま絶望を味合わう程の破滅だ。
理由はどうあれ、黒山羊はそれを見たいとのお達しならば、やるしかない。
PCは、ボスキャラの大切な心の糧を粉々に打ち砕かねばならない。

A シナリオの舞台
1D10 舞台 説明
廃村 既に滅びたも同然の捨てられた集落。
はぐれ者が最期にたどり着く、静寂の廃墟。

多くの建物は風化によって崩れているが、
頑丈に作られている村長の家や教会は未だ残っているだろう。
過疎村 いずれ滅びが齎されるであろう、明日なき黄昏の集落。

主を失った建物は珍しくなく、弱った者は命を長らえる事も出来ない。
住人の顔には覇気がなく、未来が見えぬ弱者の涙で満ち溢れている。
救いの手が差し伸べられたなら、我先にと、縋りついてくるだろう。
最も多く、そして一つ消えても気にされない、有象無象の集落。

いくら畑を耕しても、育てた作物の大半は税として徴収される。
貧しさ故に医者にも頼れず、健康が崩れぬように祈るのみ。
豊かな世界へ夢を馳せ、破滅の恐怖に怯える彼らに歩み寄るのは何か。
宿場町 地方と地方を繋ぎあい、行商人や旅人が行き交う中継の町。

辺境の中継地故に、恥は掻き捨てとばかりのならず者も少なくはない。
住民にしても、足元を見て少しでも金を毟ろうと企む者で満ちている。
町の汚点は町の衰退に直結するので、町ぐるみでの隠蔽も日常茶飯事である。
意図はどうあれ、それを利用とする者が現れるのも、必然と言えるだろう。
地盤を固めてひとまずの安定を得た中規模の集落。

可もなく不可もなくといった、とりたてて何かあるわけでもない平均的な町である。
ある意味、この世界で最も平穏で静かな場所とも言えるかもしれない。
住人は、村の生活苦や都市部での陰謀の驚異に直接晒される事も少ない。
しかし薄氷の上の平穏である事は確かであり、不安は尽きない。
発展町 好景気に沸き立ち、都市への拡大を狙う町。

今、この町は将来性を見越した者たちが集っており、
都市に成長した際の、莫大な利益を取得するための駆け引きに余念がない。
そして、欲に目が眩んで焦った者が、無法の荒稼ぎに出る事は日常である。
ここに足を踏み入れる時は、派閥抗争に巻き込まれる事を前提とするべきだ。
中継都市 都市と都市を繋ぐ、国家において重要な中継地点である。

多くの物資や人々が絶え間なく流動しており、経済難民がスラムを作っている。
多少の問題が起こっても、中継都市の必要性から人が絶える事はない。
故に、行きずりの犯行や、旅人を狙った事件が頻発し、治安は非常に悪い。
それだけに犯罪組織が多く、組織間の抗争も絶え間ない危険な都市である。
都市 領主や、それに連なる有力者の後ろ盾を得た商人達が拠点を構える都市である。

商人ギルドの支部が多く置かれ、都市の金は彼らが握るとは大袈裟ではない。
都市においては貴族以上に商人が幅を効かせており、その権力は非常に強い。
故に悪徳商人が蔓延り、賄賂社会を構築し、既得権益を侵す者を許しはしない。
腐敗の犠牲者は報復を望み、縄張りを狙う別の商人はそれを黙認するだろう。
大都市 領主が居を構える、地方で最も巨大な、そして中心ともなる都市である。

大都市においての問題は、当然ながら領主が深く関わっている。
多くは領主が率先して不正を行い贅沢の限りを尽くす放蕩のとばっちりだが、
逆に、誠意ある領主が腐敗に厳とした態度で望む事で騒乱が起こる事もある。
そこには、カヴェル教団の暗躍が常にあり、異端査問会が目を光らせている。
領主に対して敵対するか、それとも協力するかで今後の活動が決定するだろう。
10 首都 教皇カヴェル13世が居を構える、世界一の巨大都市である。

異端査問会の本部が置かれる首都は、魔女が踏み入る事は自殺に等しい。
あらゆる場所で教団の目が光っており、迂闊な行動は即、死に繋がるであろう。
もしもこの危険な都市に入らなければならない場合、住人の協力は必須となる。
そして、地下に張り巡らされた不快な下水道が、数少ない隠れ場所となるだろう。
事は迅速に、そして密かに成し遂げられなければならない。

B ボスキャラの素性
1D10 素性 説明
奈落 相手は奈落から境界を超えて現れた異形の存在で、
望むがまま行う凶行は魔女にとっても害悪となり、結果的にPC達と対立する。

「我は何者にも屈さぬ、何者にも従わぬ。 
 愚かな蟲共よ、我に歯向かった愚かさを嘆くがよい!」
魔女 相手も魔女のカヴンであり、黒幕の望む目的のため、
其れを妨害するPC達と対立する。

「何処かで見たような顔だけど、例え知り合いでも容赦はしないよ。
 逆らったら私達が殺されちまうからね!」
信者 相手は秘密組織「黒羊の夢教団」であり、
己達が崇拝する存在のために活動し、結果的にPC達と対立する。

「闇と混沌は全てを覆い、全てを包む。
 其れは例え魔王の眷属たる魔女でさえも例外ではない。そして我々も!」
野獣 相手は舞台となる拠点では怖れられている猛獣や
無法者の類であり、PC達とは利害の関係上、結果的に対立する。

「ヒャッハァー!
 有り金と服と女と荷物と馬をとにかく全部置いていけぇーい!」
黒幕 相手は舞台となる拠点では目立たない立場にあり、
それを利用して活動し、PC達とは利害の関係上、結果的に対立する。

「ヒ、ヒィ!?どうして私の仕業だとバレたんだ!?
 こうならないように使えるものは全部使ってきたのにぃ!」
権力者 相手は舞台となる拠点のそれなりの実力者の上位階級であり、
PC達とは利害の関係上、結果的に対立する。

「我の領土に土足で入り込んだ無礼は、その生命を献上してもなお赦されぬ。
 未来永劫地獄の炎に身を焦がされるがよい!」
犯罪者 相手は舞台となる拠点で裏の世界を渡り歩く「犯罪組織」であり、
PC達とは利害の関係上、結果的に対立する。

「余所者が調子くれて好き勝手絶頂やらかしやがってぇ!
 覚悟は出来てんだろうなぁ、あぁ!?」
探究者 相手は魔女と接触して利を得るために活動するオカルティストであり、
PC達とは利害の関係上、結果的に対立する。

「おぉ、お前たちも魔女なのか!どうだ、私に協力すれば何でもくれてやるぞ!
 ……何、嫌だと?ならばここで死ねい!」
査問官 相手はカヴェル教団の異端査問会であり、
魔女を誘い出して打ち倒すためにPC達と対立する。

「全てはこの時のための撒き餌よ。
 愚かな山羊の使いよ、神の威光によって浄化されるがよい!」
10 探索者 相手は秘密組織「白鴉の夢協会」であり、
魔王の眷属を打ち倒すために魔女であるPC達と対立する。

「貴様らのような連中がこの世界に現れなければ、
 私達は幸せのままでいられたんだ!」

C ボスキャラが引き起こす事件
1D10 事件 説明
聖石 いずれかの聖者の石を手に入れ、それによる災厄を巻き起こす。

「何という美しい宝石なのだ、この輝きはまさに世界の至宝!
 あぁ、吸い込まれそうだ。ハハハッ!」
猟奇 被害者多数の殺人や監禁などの猟奇事件を引き起こす。

「豚の臭いは鼻が曲がり、その血は目に映す事すら穢らわしいが、
 肉だけは甘美だな。ハハハッ!」
貶め 特定の個人が魔女であるとの風評を広め、
魔女の烙印を押して社会的に抹殺しようとする。

「手始めに小煩いあやつを始末しておくか。
 なぁに、あやつを貶める程度なら、寄付金はそう高くはつかん。ハハハッ!」
混乱 拠点となっている都市に社会不安を巻き起こし、
それに乗じて権力を手に入れようとする。

「まずは地盤を崩しておくとするか。
 あやつの椅子に我が座っている様を見せつけるのも一興よ。ハハハッ!」
恋慕 特定の個人を、自らの手中に収めようと、あらゆる手段を使ってくる。

「豚どもの連中に置いておくには勿体無い真珠だ。
 あれは我にこそ相応しい。ハハハッ!」
売買 特定の個人を手中にし、他者に売り飛ばす事で
野望を満たそうとあらゆる手段を使ってくる。

「肥え太った豚の考える事はわからんが、
 豚には豚がお似合いなのは違いない。ハハハッ!」
強奪 とあるものが必要であり、それを手に入れるためにあらゆる手段を使ってくる。

「我の目的のためにはあれが必要だ。
 なぁに、我の力を以てすれば手にする事など容易い。ハハハッ!」
排除 特定の個人が邪魔となり、その者を排除しようと
その個人を殺害、あるいは追放しようとする。

「床の耳で騒ぐ蠅蟲は羽をもぎ取ってしまうのが一番だ。
 我の安眠のために死ぬがよい。ハハハッ!」
衝動 衝動的かつ突発的で無計画な事件を、
欲望のままにあらゆる手段を使って暴虐を行う。

「あぁ楽しいな。実に、実に心が踊る。
 これが自由よ、これこそが至福よ。ハハハッ!」
10 出世 己の目的を果たすためには権力を必要とするため、
望む地位に就くために、様々な陰謀を実行する。

「我の目的を果たすには、それなりの地位が必要だ。
 摩り替わるか、蹴落とすか…・、何にしても面白そうだ。ハハハッ!」

D ボスキャラの動機
1D10 動機 説明
野望 全て自分のためであり自分の野望を叶えるためだった。

「ククク……。もう少しだ、もう少しで私の望みが叶う。
 そのためならば豚どもが何匹死のうと知った事か!」
忠誠 自身のためだけでなく、自身が属する組織や国家の忠誠心によるものだった。

「ククク……。これで我等はさらなる力を得る事ができる。
 此処は何者にも侵されぬ理想郷となろう!」
娯楽 暇だったから、退屈しのぎ、ただの戯れなどの愉快犯であった。

「ククク……。良い声で鳴き、良き声で喚くものだ。
 これだからこの世は飽きぬわ!」
独善 独善的で独裁的な非常に強い使命感によるものあった。

「ククク……。この事が成れば、この煉獄は我が統べる千年王国となり、
 さらなる繁栄を謳歌するに違いない!」
復讐 自身をかつて破滅に追い込んだ存在への復讐のためだった。

「ククク……。あの時の借し、今こそ利子をつけて返して貰おう。
 破滅と滅亡という利子でな!」
報復 自身にとって大事な存在を破滅に追い込んだ存在への報復のためだった。

「ククク……。あやつは今も我の耳元で叫び咽いでおるわ。
 安心しろ、その無念は我が必ず果たしてやろう故に!」
暴走 自身の力が暴走した結果であり、当人はこれを防ぎたいと思っていた。

「ククク……。我もこの素晴らしい力を持て余してしまってな……。
 本意ではない、本意ではないのだよ!」
保護 自身にとって大事な存在を、それを求める者たちから守るためだった。

「ククク……。あれには何人も近づけさせるものか。
 手を出す者は我が地獄を見せてやろう!」
救済 自身にとって大事な存在が破滅の危機に陥り、これを救済するためだった。

「ククク……。一時はどうなる事かと思ったが、何とかなりそうではないか。
 あれは素晴らしい価値がある。みすみす失わうものか!」
10 偏愛 一部のPCやその周囲の存在に強い慕情を
抱いてそれが暴走し、狂気に堕ちた結果であった。

「ククク……。我の愛によりあれは至上の幸福を得る事ができるのだ。
 そう、我だけが、あれを幸福にできるのだ!」

E 事件に巻き込まれた友好的なNPC(ヒロイン)の望み
1D10 願望 説明
狂気 ヒロインは何かしらの狂気に蝕まれ、それに甘受している。
ヒロインを狂気から解き放つには、事件を解決せねばならないだろう。

「どうしてそういう事を言うんですか……?
 あの人は、ホラ……。そこに、いますよ……?」
堕落 ヒロインは、この事件に対して背徳的な好奇心に包まれている。
理性が好奇心に釘を刺すが、抑圧された欲求は、やがて溢れ出てしまうだろう。

「これが、本当の私の望み……?
 そ、そんな事って……!」
金銭 ヒロインは、何かしらの理由で大金を必要とする事態に陥っている。
この事件を上手く利用すれば、目下必要な大金が手に入るだろう。

「まずい、このままだと破産して、どんな事になるか……。
 でも、この機に乗じれば、この程度の借金なんてすぐに……!」
復讐 ヒロインは、今回の事件に関わる事で、大切な存在を失っている。
この事件の解決は、ヒロインの無念を晴らす事に繋がるだろう。

「……貴方に、始末して欲しい人がいます。
 あの憎き人でなしを、この世から肉片も残さず消し去って下さい。」
生還 ヒロインは、事件に巻き込まれた事で生命の危機に直面しており、
事件が解決しなければ、その儚い命を散らしてしまうであろう。

「どうして、どうしてこんな事に……。
 お願い、お家に返してよぉ……っ!」
救出 ヒロインの身内が事件に巻き込まれ、その者は何かしらの危機に陥っている。
事件が解決しなければ、ヒロインの大事な存在は失われてしまうだろう。

「あの人が、連れ去られてからもう一週間……。
 お願いします、あの人を、助けてください……っ!」
権力 ヒロインは、事件を利用して自らの社会的地位の引き上げを狙っている。
事件が解決できれば、ヒロインの出世は確定されると見ていいだろう。

「今回の騒動、上手くすれば爵位の穴が開く。
 そうなれば、その空いた枠に、私が転がり込む事だって……ふふ。」
取得 ヒロインは、事件の現場の真っ只中に、自らが求める何かがあると確信している。
それを得るには、自らが赴くか、あるいは、その世界のプロに頼むのが一番だ。

「あれが全て悪いんです。あれが、ここにあるから、こんな事が……!
 あんなもの、この世界にあっちゃ、いけないんです……っ!」
任務 ヒロインは、ある任務遂行の為に、事件の渦中に立っている。
一人では厳しそうな状況の中、交渉の余地がありそうな魔女たちが現れた。

「待って、私は敵ではないわ!
 取引があるのだけど、どうかしら?」
10 探究 ヒロインは、この事件を自らが求める知識を得る絶好の機会と見ている。
事件に隠された禁忌の知識を求める好奇心が、その身を突き動かしている。

「この事件、あきらかに常軌を逸していて、異常過ぎます!
 何故、こんなありえない事が起こっているのか、調べないと!」

F PCのシナリオ関与の動機
1D10 関与 説明
利用 この事件はPCの願望を満たすための踏み台に使えるだろう。
利用しない手はない。
好敵手 ボスキャラはPCにとって決着をつけるライバルであり宿敵だ。
この事件もきっと彼(彼女)が絡んでいるに違いない。
友情 PCは直接この事件に関わってはいないが、
知り合いがそれに巻き込まれた。
危なっかしいので手伝う事にしよう。
命令 PCは直接この事件に関わってはいないが、頭が上がらない相手から
この事件に絡む何かに頭を突っ込むよう言われてしまった。
目撃者 PCは事件の現場に遭遇してしまった。
運良くその場から離れられたが、
目撃者として追われるかもしれない。
調査 PCは事件のことを知人や同僚づてに聞いて知った。
この事件なにかキナ臭い。気になるので事件の調査に乗り出した。
報復 事件にPCの友人や家族が巻き込まれた。
この理不尽な事件を起こした犯人に対して貴方は復讐を誓った。
自衛 PCは何故か不幸にも事件に巻き込まれた、
というより自分が明らかに狙われた。
振りかかる火の粉は払わなければならない。
玄人 PCはこの手の事件を解決するための訓練や実戦経験を積んでいる。
今回の事件も貴方にお鉢が回ってきそうだ。
10 心配 PCは知らないが、この事件の関係者はPCの大事な存在だ。
最近、彼(彼女)の様子がおかしいように思う。何かあったのかもしれない。
 
関係チャート
1D10 関係 人間関係の説明
欲情 貴方は相手に対して常に夜のベッドを共にしたいと考えている。
好みにあうかどうかは相手と自分の性癖次第だが、
とりあえず実際に1回だけ肉体の相性を確かめてみるのも一興だろう。
もちろん、相手がそれを素直に了承してくれればの話だが、
駄目なときは無理矢理にでも、という欲求も湧いてくるのが困り物だ。
縁者 貴方には相手に対してまるで家族のような親近感を抱いている。
それは相手が君の家族に似ているからか、
それとも幼馴染を彷彿とさせるからか、あるいはその当人か。
ともあれ君にとって相手は自身の半身ともいうべき相手であり、
恋人関係でなくてもそれなりの手助けをしても構わないと思っている。
友人 貴方は相手に対して、共にプライベートを
適度な距離感で付き合いたいと思っている。
相手との会話は楽しく、共に様々な遊びをした時は
良く気があうものだと親しみを持つだろう。
それが異性愛にまで発展するのかは状況によって様々だが、
すくなくとも相手に嫌われなければ、悪いようにはならないだろう。
対抗 貴方は相手に対して対抗心を激しく燃やしている。
それは愛情を向けた者との恋の鞘当てか、
それとも何かしらの実力で競いあう事に執念を燃やしているのか。
兎に角、相手は良くも悪くも腐れ縁ともいうべき好敵手であり、
次はどう対抗するべきかと複雑な感情を抱いている。
貸借 貴方は相手に何かを貸しているか、それとも借りているものがある。
それは金銭かもしれないし、あるいは恩義かもしれない。
ともあれ、君は相手に対して、それを清算したいと常々思っている。
同情 貴方は相手に対して何処か
自分に似ているところがあると思っている。
その奇妙な感覚が君はどうにも気になってしまい、
よく相手に対して同情心を抱いてしまう。
それが相手にとってどう思われるのかは様々だが、
君はまるで自分のように思ってしまう相手を放っておけないだろう。
悪友 貴方は相手に対してどうにも口が荒くなってしまい、
相手の怒りを買って喧嘩をしてしまう。
しかし相手を憎む事ができず、
喧嘩をしてない時は何故だか妙な寂しさを感じてしまうほどだ。
相手も同じは定かではないが、
君は今の付かず離れずの関係を何処か心地良く思っている。
干渉 貴方は相手に対して、
どうにもいちいちお節介や過度な干渉をしてしまう。
相手が危なっかしいのか、父性愛や母性愛を
沸き起こさせるのか、理由は様々であろうが、
君は相手に対して、大きなお節介を焼いてしまう。
慕情 貴方は相手に異性愛ともいうべき慕情の念を抱いている。
ひょっとしたら同性愛かもしれないが、
とにかく君は相手のためなら多少の無茶でも
できそうな自己犠牲愛が湧いてくるだろう。
もっとも、その相手が特定の一人だけとは
限らないところが、魔女の魔女たる所以なのだが。
10 前世 貴方は、前世で相手と深く結ばれた縁があると思い込んでいる。
それは王女と騎士の関係だったり、
悲運に踊らされ将来を誓い合った仲かもしれない。
はたまた、世代を超えた敵同士という
因縁めいた関係であるのかもしれない。
それが真実であるか、妄想であるかは
今はわからないが(十中八九妄想だろうが)、
とにかく君は相手に対して強い運命を感じている。
敵意 貴方は何かの理由で相手を打ち倒さなければ
ならないという衝動や使命感を持っている。
それには様々な理由があるだろうが、
貴方にとって看過できない事であっただろう。
敵意を向ければ敵意で返されるのは必然、
故に返り討ちにされぬよう警戒しなければならない。
 
関係トラブルチャート
1D10 トラブル 人間関係の説明
滾る火照り 貴方は相手の側にいる内に魅了され、情事の妄想にふけるようになる。
相手に向ける貴方の関係が「欲情」となる。
繋がる魂 貴方は相手をどうしても他人とは思えなくなってきている。
相手に向ける貴方の関係が「縁者」となる。
深くなる友情 貴方は相手との付き合いを以後も続くように思い始めている。
相手に向ける貴方の関係が「友情」となる。
燃える自尊心 貴方は相手の何かしらに激しい対抗心を見出してしまった。
相手に向ける貴方の関係が「対抗」となる。
助けあう関係 貴方はふと襲来した危機を相手に助けられた、
あるいは相手の危機を助ける事となった。
相手に向ける貴方の関係が「貸借」となる。
憐憫の瞳 貴方は相手に対して哀れみの同情を向けている。
相手に向ける貴方の関係が「同情」となる。
言葉の売買 貴方はふとした事で相手と言い争いになり、やや険悪になった。
相手に向ける貴方の関係が「悪友」となる。
過ぎた手助け 貴方は相手がとても自分なしでは
やっていけないのではないかと思い始める。
相手に向ける貴方の関係が「干渉」となる。
想いの橋架け 貴方は相手に秘めたる想いを抱き始めている事に気がついた。
相手に向ける貴方の関係が「慕情」となる。
10 仄かな違和感 貴方は相手に次元を超えた何かを感じ、その衝撃に身を震わせた。
相手に向ける貴方の関係が「前世」となる。
亀裂の侵食 貴方は相手を警戒し始めた。
それはやがて相手を打ち倒すべきだという確信に至るだろう。
相手に向けるあなたの関係が「敵意」となる。
 
 
拠点チャート(ロール&チョイス)
1D10 規模 節穴点 物流 特産数 拠点の説明
廃村 通報
されない
もはや誰も住んでいないに等しい村。
家屋は年月などで倒壊し、人の住む気配は無い。
残った家屋に訳ありの者達が住み着いている程度であり、
物流はなく、基本略奪や狩りが生活の基盤となる。
国もこの村を放棄しており、税を徴収しにくる者もいない。
この廃村で建設できる自宅は「ボロ小屋」のみに限られる。
過疎村 修正
+40
人々が去り、存続が危ぶまれる村。
多くが戦火や立地の不便さによって去る事が多く、
残っている者が訳ありが多い。
人がいない村を見捨てた商人も多く、
アイテムを購入する場合は、購入を試みる毎に
[幸運判定]に成功する必要がある。
国はかろうじてこの村を領地として認めているという具合で、
税の見込みのないこの村に徴税人は滅多に来ない。
この過疎村では身分15までの自宅を建設する事が出来、
村長は「二階建て家屋」の自宅を持てる。
修正
+20
村として狩りや田畑の作物の栽培で成り立っている集落。
住民は低位階級で占められており、文盲も多い。
この村では身分30までの自宅を建設する事が出来、
村長は「三階建ての屋敷」の自宅を持てる。
宿場町 修正
+10
馬車駅が目印の村と町を繋ぐ中継地。
住民は低位階級が多くを占めるが、
店で働く者達は中位階級が多く文字を読める者が多い。
この宿場町では身分45までの自宅を建設する事が出来、
町長は「三階建ての屋敷」の自宅を持てる。
修正
+5
宿場町が発展し、並の町にまで成長した集落。
住民も中位階級の者達が多くなってきており、
文字が読めない者が少数派になる。
この町では身分60までの自宅を持つ事が出来、
町長は「門構えの屋敷」の自宅を持てる。
発展町 修正
なし
町がさらに発展し、都市直前にまで成長した集落。
住民も中位階級が大半を締め、将来性に目をつけて
店を持つ商人などの高位階級の者達も増え始める。
この発展町では身分60までの自宅を建設する事が出来、
町長は「門構えの屋敷」の自宅を持てる。
中継都市 修正
−5
都市と町を繋ぐ動脈の如き集落で、貴族の領主が治める。
馬車駅は小規模ながら、あちこちに散在している。
住民は中位階級が占め、そこから高位階級と
繋がりを持ち、家名を上げていく者も増え始める。
この中継都市では身分60までの自宅を
建設する事が出来、領主は「立派な城」の自宅を持てる。
都市 修正
−10
中継都市からさらに発展した、
領主の城を囲む城下町の、国にとっても重要な領土である。
高位階級だけでなく騎士階級もそれなりに増え始め、
社交界が開かれるにまで発展している。
この都市では身分60までの自宅を建設する事が出来、
領主は「立派な城」の自宅を持てる。
大都市 修正
−15
都市からさらに発展し、領主の城も
豪奢な宮殿となり、城下町も美しい情景を持つ。
貴族階級と高位階級の主要拠点であり、公爵位の大貴族と
枢機卿の聖職者のみが統治する事を許されている。
この大都市では身分75までの自宅を建設する事が出来、
領主は「豪奢な宮殿」の自宅を持てる。
10 首都 修正
−20
10 国家の首都であり、支配者である国王や
教皇が拠を構える中枢都市である。
それだけに街並みは威厳在る豪奢な建築物や
大聖堂が立ち並び、競技場や大劇場なども存在する。
この大都市では身分90までの自宅を建設する出来、
国王は「後宮付き宮殿」の自宅を持てる。

1D10 特産 特産係の説明
娼婦 美しい女が多く住むと有名で、その女体を求めてやってくる者が後を絶たない。
芸術 時代の先を往く芸術の探求が盛んで、高名な芸術家や
デザイナー、建築家を多く世に出している。
ワイン 良質の土壌から生産される葡萄を素材に、乙女の足とその他の技術と
器具で加工して造られるビンテージワインの名産地として有名である。
果実 豊穣な土壌にあり、周囲の森では食品や嗜好品として利用出来る
様々な果実が実っており、果実の輸出や、果実をつかった料理等が有名となっている。
食品 穀物が大変良く育つ土壌にあったり、海産物が豊富な湖や海辺に位置しており、
そこから得られる良質の小麦や魚介類が特産品となっている。
毛皮 動物が多く住む森に隣接しており、その森に住む良質の
衣装や鎧の素材となる毛皮が特産品となっている。
家畜 豚や牛、鶏などの家畜を養殖するのに適した立地にあり、
それらの家畜を素材にした肉や乳製品などが特産品となっている。
観光 疲れを癒す温泉や、荘厳で雄大な景色を一望できる立地と
清潔な河川や水辺がそのまま不変の特産品となり、観光地として賑わっている。
鉱石 武具や資材に利用できる鉄や銅が取れる鉱山があり、
その採掘された様々な鉱石が特産品となっている。
10 宝石 人々を魅了する美しい宝石類を算出する鉱山などがあり、
採掘された原石やそれを加工した装飾品が特産品となっている。

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