【 距離と移動の解説 】 
 
PT》 《移動できる距離》 《封鎖》 《飛行状態》 《遮蔽》 《地形効果
 
《 PT (ポイント) 》 
このゲームでは、ルール的に距離を表す際、「PT (ポイント)」という単位を使用します。
具体的にメートルやフィートでの距離を出したい場合は、GMが任意で設定します。
PTによる距離間は、以下の通りとなります。
距離差 距離概念 説明
0PT 密着距離 手で届く範囲の距離です。
1〜2PT 白兵距離 刀などを使用しての白兵戦が可能な距離です。
3〜4PT 中距離 銃撃戦が行われる基本的な距離です。
5〜10PT 長距離 遠距離用の銃や砲が必要となる距離です。
11〜30PT 遠景 稜線がうっすら見える背景までの距離です。
31〜∞PT 視界外 もはや視界は全く届きません。
 
◇ 遭遇処理
敵意を持った存在と戦闘になる際、開戦距離は、基本的に以下の通りとなります。
距離差 遭遇場所 説明
0PT 車内 非常に狭い車内で襲われる等での距離です。
背後から奇襲される等、危険な状況が多い様です。
1〜2PT 個室 屋内の部屋の中で戦闘となる等の距離です。
救出や暗殺等、迅速さが必要な状況が多い様です。
3〜4PT 屋内 広間や廊下で戦闘が行われる等の距離です。
籠城戦で何者かが中に突入した際に行われます。
5〜10PT 野外 茂み等で身を隠す場所が多い野外等の距離です。
野外や市街戦での一般的な交戦距離です。
11〜30PT 開けた野外 平原など身を隠す物が少ない野外での距離です。
海戦や空戦での交戦距離でもあります。
31〜∞PT 遭遇不可 戦略兵器を用いなければ、戦闘は行えません。
 
◇ 落下について
PTは高さの単位にも使用します。
一般的な部屋の、床から天井までの高さは、2PT程度が基本となります。

高所から落下した場合、キャラクターはHPに、
「落下したPT×5」点の落下ダメージを受けます。
この落下ダメージは、GPで軽減出来ます。

この時、「落下したPT× 3」を目標値に「軽業判定」を行えます。
この判定に成功すると、落下ダメージは無効となります。
 
◇ 半径の具体的な範囲について
兵装やスキルの中には、ある起点を中心に広範囲に効果を及ぼすものがあります。
その範囲は以下の図の様に、中心となる起点から菱型状へと広がっていきます。

<半径0PT>  <半径1PT>  <半径2PT>
 
 
《 移動できる距離 》  PT》 《封鎖》 《飛行状態》 《遮蔽》 《地形効果
通常のキャラクターは、「移動力」が「1PT」 となっています。
この移動力は、1カウント消費で移動できる最大PT距離を表します。
2カウント消費で移動する場合、移動力の3倍の距離まで移動できます。

一度にそれ以上の距離を移動したい場合は、高速移動が可能な兵器に搭乗するか、
あるいは高速移動を可能にする異能を使用する必要があります。
 
《 封鎖 》  PT》 《移動できる距離》 《飛行状態》 《遮蔽
他者が移動した際、それを妨害するためのルールです。
◇ 移動の妨害
互いに距離が1PT以内に存在するキャラクターは、
カウント無消費行動で、相手を「封鎖」出来ます。
「封鎖」された対象は、その時点で移動を停止されます。
封鎖できるキャラクターの数は、一度に最大で2体までとなります。

「封鎖」された対象は、移動を行う際に「突破判定」を行えます。
封鎖者の「封鎖判定」と判定対決を行い、それに勝利しなければ、
移動を妨害されたとして、その場から移動できず、そして移動済と扱われます。
この時の「突破判定」は、カウント無消費行動となります。

封鎖者は自身の任意で「封鎖」を解除できますが、
自身の「封鎖」から開放された対象を、同ラウンドで封鎖する事は出来ません。
これは「突破判定」によって自身の封鎖から脱出した対象に対しても同様です。

何かしらの理由で「封鎖」条件を満たせなくなった場合、「封鎖」は即解除されます。
 
◇ 封鎖できる対象
キャラクターは互いに封鎖する事は出来ますが、それが出来ない場合もあります。
その代表的なものとして、徒歩のキャラクター「歩兵」とキャラクターが操縦する兵器と、
空中を飛行する存在と地上に立つ存在の状況等があります。
以下の表は、その際、対象への封鎖が可能かどうかを記したものです。
封鎖者 封鎖対象 可不可 説明
歩兵 歩兵 問題なく、封鎖可能です。
歩兵 兵器 × 兵器の馬力を抑えきれず、封鎖できません。
兵器 歩兵 × 歩兵の機敏さに対応できず、封鎖できません。
兵器 兵器 問題なく、封鎖可能です。
兵器1台で、最大2台の兵器を封鎖できます。
離脱に関する判定は、操縦者が行います。
地上 空中 × 歩兵も兵器も、高所の存在を封鎖できません。
空中 地上 × 高所故に、地上の存在を封鎖できません。
空中 空中 問題なく、封鎖可能です。
 
《 飛行状態 》  PT》 《移動できる距離》 《封鎖》 《遮蔽》 《地形効果
何かしらの手段によって、自由に空中を移動できる場合、「飛行状態」となります。
「飛行状態」では、飛行手段が健在ならば、落下ダメージを無効化します。
また、地上の障害物を無視して上空を経由して移動する事が出来ます。
「飛行状態」の存在を封鎖出来るのは、同じく「飛行状態」の存在のみとなります。

また、空中〜地上間では、最大射程が
「白兵距離以内(0〜2PT)」の武器攻撃は届きません。
以下の表は、地上と空中の対象への攻撃が、可能かどうかを記したものです。
攻撃者 攻撃対象 可不可 説明
地上 空中 × 高所故に、射程2以下の武器攻撃は届きません。
空中 地上 × 低地故に、射程2以下の武器攻撃は届きません。
空中 空中 問題なく、空中で格闘戦、白兵戦が可能です。
「範囲:半径1」等の、効果範囲が広い武器で巻き込み攻撃を行う際、
「地上」と「空中」の対象両方を一度に巻き込む事は出来ません。
「地上」と「空中」、どちらを狙うかを指定する事で、指定の対象に範囲攻撃を行えます。
 
《 遮蔽 》  PT》 《移動できる距離》 《封鎖》 《飛行状態》 《地形効果
地形や状況によっては、視線を遮る障害物などが存在する場合があります。
遮蔽によっては、攻撃を阻害されたり、無効化されるなど、戦闘に支障が出ます。
◇ 完全遮蔽
完全に視線を遮っている場合は「完全遮蔽」となり、
遮蔽物の向こう側は、一切視認できません。

武器攻撃や攻撃的な異能を行う際、対象の確定は視線に依存するので、
「完全遮蔽」の向こう側を攻撃・異能の対象に指定できるかどうかは、
遮蔽物の厚さと硬さ次第となります。

遮蔽物がコンクリートなどの非常に頑丈で破壊するのが困難な場合、
遮蔽物を貫通できずに、攻撃そのものが無効となるでしょう。

この時、遮蔽物の破壊を試みて、遮蔽物を排除する事は可能です。
以下は代表的な遮蔽物の強度をデータ化したものです。
遮蔽物のHPが「0以下」になると、遮蔽物は破壊され、視線が開けます。
これらの遮蔽物は、エネミーデータにおける「□(物体)」と扱われます。
遮蔽物 遮蔽物のGP 遮蔽物のHP
木製の壁 5 20
煉瓦の壁 10 20
土嚢の壁 10 10
丸太の壁 12 20
コンクリートの壁 15 30
要塞の防壁 15 50
 
◇ 部分遮蔽
微妙にすき間が空いていたりして、
中途半端に遮蔽となっている場合は「部分遮蔽」となります。

完全に視線が遮られているわけではありませんが、
非常に見づらく、向こう側の視認が難しい遮蔽物となります。

「部分遮蔽」の内部や向こう側に何かしらの干渉を行う場合、
それによる判定の目標値には「- 2」のペナルティが与えられます。
 
《 地形効果 》 PT》 《移動できる距離》 《封鎖》 《飛行状態》 《遮蔽
野外においては、何処でも何の支障もなく活動できるとは限りません。
その地形によって、移動が阻害されたり、兵器が侵入できない場合もあります。
以下は基本的な地形効果を記しています。
地形 地形効果
森林 兵器の移動力が「- 1」され、内部は「部分遮蔽」と扱います。
ただし、これにより移動力が「0PT以下」にはなりません。
密林 兵器は侵入できず、内部は「部分遮蔽」と扱います。
また、移動力が「- 1」されますが、「0PT以下」にはなりません。
岩場 歩兵、兵器共に、移動力が「- 1」されます。
ただし、これにより移動力が「0以下」にはなりません。
沼地 歩兵、兵器共に、移動力が「1PT」に固定され、
全速移動が行えません。
浅い水場 技巧機敏魔力を使用する判定に、
「- 2」のペナルティを受けます。
また、移動力が「1」に固定されます。
深い水場 技巧機敏魔力を使用する判定に、
「- 4」のペナルティを受けます。
また、移動力が「1」に固定され、全速移動が行えません。
水中 技巧機敏魔力を使用する判定に、
「- 4」のペナルティを受けます。
また、射撃や投擲による武器攻撃が行えず、
移動力が「1」に固定され、全速移動が行えません。
 
 
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