【 サンプルキャラクターの紹介 】  

 以下はこのゲームのPCの作成完成例です。キャラクター作成の省略や手間の軽減を望む場合、サンプルPCのデータ改変・流用を推奨します。


【 異端査問官の少年 】  キャラクターシート
性別 年齢 15 階級 枢機卿の客分(元は中位市民階級)
魅力 《凛とした顔つき》 《真面目な雰囲気》 《熱血な声質》
嗜好 《清楚な雰囲気》 《真面目な雰囲気》 《高貴なる雰囲気》
性癖 《援助》 《崇拝》 《運動》
「魔女の証たる魔術の行使、この目でしかと見たぞ!」

 中位階級出身の少年が『神子』に覚醒し、成人を機に【異端査問官】へとなったキャラクターです。正義感から腐敗に対して義憤を感じ、『神子』としての使命感に燃えていますが、それは《憤怒》と《傲慢》の罪へと繋がります。

 異端査問官の権力と戦士の技術という強みを活かすために、陰謀工作が必要な時は【顔役】として立ち、戦闘となれば前衛として後衛の壁となる立ち回りが想定されています。

 《性癖充足》は、困っている誰かを助ける、教会にて神に祈る、戦士の鍛錬として運動を行う事でを満たすとよいでしょう。


【 気だるげな医者 】  キャラクターシート
性別 年齢 30 階級 高位市民階級
魅力 《細目》 《渋味のある声》 《美髭》
嗜好 《グラマラスな体型》 《淫らな雰囲気》 《美肌》
性癖 《酒》 《惰眠》 《薬物》
「誰だって傷は負うもんだ。どれ、見せてみろ。」

 高位市民階級の医者が『神子』に覚醒し、【魔狩人】となったキャラクターです。 危険な使命の中で傷を負った者の命を、培った医術でつなぎ留めます。魔女狩りという緊張の連続する日々は人間らしい心を疲弊させ、《怠惰》の罪へと走らせます。

 戦闘となれば後方からスリングで狙いを定め、魔女との決戦前後には傷ついた戦士たちの治療を行い、ときに陰謀工作の【参謀】として暗躍するといった後方支援の立ち回りを想定されています。

 《性癖充足》は、飲酒、仮眠、アヘンチンキの自分への投与といった、とても褒めたものではない荒んだ嗜好を満たす事でを行うとよいでしょう。


【 家名背負う騎士令嬢 】  キャラクターシート
性別 年齢 20 階級 騎士階級
魅力 《ツリ目》 《高貴な雰囲気》 《熱血な声質》
嗜好 《童顔》 《小柄な体型》 《真面目な雰囲気》
性癖 《依存》 《支配》 《戦闘》 
「魔女などに、全てを奪われてなるものか!」

 騎士階級の令嬢が『神子』に覚醒し、【魔狩人】となったキャラクターです。馬術に優れ、男勝りに武具を纏い、家を引き継ぐ幼い弟を守るために戦いの渦中へ身を投じます。しかし愛しき弟に向けてしまう「弟ではなく自分が男に生まれていれば」という《嫉妬》の罪を抱いています。

 騎士としての地位と武技、その地位を維持するための【策士】の境遇から、戦闘にも前衛として立ち、陰謀工作も【顔役】と【参謀】どちらも行えるオールマイティな対応が可能です。ただ、陰謀にて【顔役】となり敵を多くつくる事は《楔》である弟を危険に晒してしまう事を留意しなくてはなりません。

 《性癖充足》は、弟への歪な感情を込めた会話や、「騎士」という権力への依存や支配力の行使としての陰謀工作、そして魔女との決戦に行うとよいでしょう。


【 瀟洒なる格闘家 】  キャラクターシート
性別 年齢 25 階級 中位市民階級
魅力 《タレ目》 《腹黒な雰囲気》 《ハスキーボイス》
嗜好 《老け顔》 《大柄な体型》 《美髭》
性癖 《義理》 《浪費》 《主従》 
「やるよ。恩があるからね。」

 天涯孤独の身となった時、中位市民階級の女性に従者として雇用され、後に養子となった元低位市民階級の少女です。『神子』として覚醒し、養母との生活を守るために、貧民街で培った戦闘術を用いて魔女狩りの使命を遂行します。貧民街でのひもじさのトラウマや生活資金のために、《強欲》の罪が顔を覗かせます。

 このPCは、非武装でも戦う力を落とさず、怪しまれずに潜入したり護衛を行えるなど、スポットライトから一歩引いた場所での戦いを得意としています。

 《性癖充足》は、主人への忠誠心を表明したり、恩を受ければそれを返す、あるいはそれを手助けする事の表明などの他に、屋台で買い食いなどを行うと良いでしょう。


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