【 防具 − T 】
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名称 | 【】内の名詞が防具の名称となります。 |
着脱 | 防具を装備する、あるいは装備からはずす際にかかる合計行動回数です。装備するまでは所持品とし、脱ぎ終わるまでは装備品と扱います。着脱を中断後に再着脱を行うとまた1回目からとなります。 |
重量 | 防具の重量であり、《体格》が重量以上である事で装備が可能となります。 |
権力 | 防具を購入できる条件となる《権力》の最低値です。所持者の《権力》を上回る防具を有している場合、やはり盗品と見られます。 |
価格 | 防具を購入する際に消費される《所持金》の数値です。半額で売却できます。 |
防護 | 身体の部位をどれほど防具が守れるかを示します。【回避判定】を行う際、狙われた部位での防護で指定された修正を受けます(この修正は変動してもマイナスになりません)。「指定なし」攻撃で「軽傷」と出た場合、任意の部位の防護を指定できます。 |
概要 | 防具のおおまかな説明や、特殊な効果を示します。 |
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キャラクターが所持し、かつ装備していない防具は【所持品】として扱い、装備中の防具は【装備品】として扱います。 防具は「衣装」「鎧」「盾」に分かれており、「鎧」は「衣装」の上に重ね着する事ができ、「盾」は「片手」に装備できます。「衣装」「鎧」「盾」の〈防護〉は重複しますが、「盾」を複数装備しても〈防護〉は重複しません。「盾」の〈防護〉を適応して回避に成功した場合、「盾で攻撃を防いだ」と扱います。
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【装備品】の防具と【所持品】の防具の重量は武器と同様に別個に扱います。 〈重量:0〉の防具は、5つ分集まると〈重量:1〉になると扱います。
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防具も武器と同様に装飾化を行うことができます。その手順や制限もまた同様です。
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カヴェル教国の現在の文化様式は、ゲーム外史実においてのゴシック文化様式に近似していますが、そのものではありません。史実に近いデザインもあれば、その当時存在していないはずのデザイン(例えば、衣装デザインにおいてはゴシックロリータ、建築においてはゴシック・リヴァイバル等)のものも存在しますし、バロック様式のデザインもあれば、はたまたヴィクトリア朝式のものも存在します。 かつて初代教皇アモンの時代、教皇を補佐した聖女が信託を元にしてこれら数多の異なる様式を考案したとされており、聖女はそれらの様式のドレスを纏い民衆の前に現れていたといいます。以降、その様式が文化の基軸として偏重されてきた結果が、この、史実時代を無視するかのような混沌とした文化様式です。 聖女の原案から外れるものは異端として弾圧されるため、これらの文化様式が時代時代、教皇の交代を機に繰り返されています。現在の様式がゴシック調なのは先代教皇がゴシックを重視した故で、現教皇はバロック様式を推進しています。そうした歪な文化の閉鎖的な輪廻はこう名付けられています。「ルネサンス」と。 聖女の名は「ダリア」と伝えられ、アモンが没した際に共に殉死したといわれています。彼女は美しき長い黒髪と、特に好んで着ていた黒いドレスにちなんで「ブラック・ダリア」と呼ばれ、デザイナーや建築家の守護聖人として崇拝されています。
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