エネミー一覧

 データの説明

【名前と習性】
 エネミーキャラクターの名前とその習性を表す。
 1,「種族」は生物としての種別を表す。
 2,「階級」はPCと同様の社会的地位を表す。
 3,「脅威度」は単独での戦闘能力や好戦性の目安を表す。
 4,「知名度」は[情報判定]などで初遭遇時に存在や強さを知っているか否かに関わる。
   [情報判定]に成功した場合、以後そのエネミーデータは自動的に公開される。
   対象を使役している場合、そのエネミーは[情報判定]の必要なく、既知の存在として扱う。
 5,「習性」は何を主食にしているか、あるいは遭遇時にどのような態度を取るかを表す。
 6,「言語」はエデン共通語で会話可能かを表す。読み書きは階級や個体に左右される。


【パーソナルデータ】
 エネミーキャラクターの能力値を表す。
 未表記の[幸運点]もPCと同様に算出できるが、エネミーに[幸運点]を所持させる事は推奨しない。
 所持させるのであれば、集団のリーダーや、クライマックスで対峙する最大の敵等のボスがよい。

【種族特性】
 エネミーの種族や個体が持っている特殊な異能を表す。
 人間などのエネミーの場合、境遇はここに表記される。
 種族の区分けには「動物」「人間」「異形」「奈落」の4種類が存在する。

【戦闘データ】
 エネミーが装備している武器や防具を表す。
 武装はアイテム一覧の同名アイテムならば同じ武器効果を持つ。
 その場合、武装を解除してアイテムとして回収する事が可能となる。
 それ以外、爪や牙などは身体に備わったものなので再利用などは行えない。
 また、人間エネミーは所持品も装備しているが、これはGM任意となる。

【エネミー説明】
 エネミーの概要を説明している。
 そのエネミーがプルガトリウムでどのような存在で、
 どのように危険な、あるいは特殊な存在として認識されているかを表す。
 
 
動物 自然に生息し、弱肉強食の世界に生きる獣や昆虫達。集落から出た人間に取って最も驚異となる。
 ウルフ 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:危険 知名度:超有名(+20) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[50] 知恵[40] 体格[30]
意志[10] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[03] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 超知覚 】
 匂いによって周囲を昼間の如く把握できる。匂いを嗅ぎ分け、追跡する事ができる。

【 暗視 】
 闇も昼間のごとく周囲を見渡す事ができる。

【 的確な攻撃 】
 牙による攻撃時、「急所狙い」「腕狙い」「足狙い」の命中判定に+20のボーナスを受ける。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[爪] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
危険な野生動物の代表格である狼。群れをなして狩りを行う。無闇に戦うような事はしないが、獲物として眼をつけた対象を逃がす事はしない執念深さを持つ。旅の行商人が命を落とす要因は山賊や強盗よりもこのウルフによるものが多い。狼の皮や肉は立派な資源としての価値を持っているが、乱獲すると動物の生息域が不安定になるため、報奨金は懸けられていない。
「君たちは茂みの影に潜む幾多の目に気づく。狼の群れが君達を狙っているのだ!」
 
 ヴァイパー 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:要注意 知名度:有名(+10) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[40] 知恵[30] 体格[10]
意志[40] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[01] 正気[04] 財力[00]
異能・特性
【 暗視 】
 闇も昼間のごとく周囲を見渡す事ができる。

【 俊敏で細い身体 】
 [転倒]状態にならず、手のひらサイズ程度の隙間ならくぐり抜ける事ができる。回避判定に+10のボーナスを受ける。

【 蛇毒 】
 牙によって耐久点が減少した者は、[体力判定]を行い、失敗すると[致死毒]の状態となる。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
全長1M程の毒蛇。夜行性で昼間は藪の中や木の上など日の当たらない場所で眠り、夜になると闇夜に乗じて静かに獲物に忍び寄り、一瞬の隙をついて噛み付いて牙から毒を流しみ仕留める、自然の暗殺者である。その毒の威力は、己より遙かに巨大な猛獣を打ち倒す程に凄まじく、一瞬の不注意からそのまま苦しみ生き絶えた者は数知れない。
「君は茂みの中を掻き分けていく。そして茂みに潜む毒蛇に気がつかなかった!」
 
 ヴァルチャー 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:要注意 知名度:有名(+10) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[50] 知恵[40] 体格[30]
意志[10] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[03] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 飛行 】
 自由に[飛行状態]になれるとして扱う。 移動する際、通常の2倍の距離まで移動できる。
戦闘データ
[嘴] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[爪] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
翼を広ければ優に2Mを越す巨大さの猛禽類。空中から獲物を見つけると猛スピードで降下し、その鋭い爪で襲いかかる。屍肉を漁る事もしばしばで、干ばつ等で飢えに苦しむ集落に群れて集まり、力尽きた者に群がるという光景が度々目撃されている。
「大空を滑空する猛禽類は君たち目がけ高速で降りてくる。今日のディナーが決まったようだ!」
 
 鼠の群れ 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:やや危険 知名度:無知は恥(+40) 習性:雑食 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[40] 機敏[50] 知恵[30] 体格[20]
意志[10] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[02] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 暗視 】
 闇も昼間のごとく周囲を見渡す事ができる。

【 小さな群れ 】
 手の平サイズの穴を潜り抜ける事ができる。回避判定に+10のボーナス受ける。

【 粗毒 】
 牙によって耐久点が減少した者は、−20のペナルティを受けた[体力判定]を行い、失敗すると[致死毒]の状態となる。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
都市部ではごく一般的な害獣であり、大罪の一つである「暴食」の化身として、人々から忌避されている。雑食のために都市のあらゆる場所に生息しており、あまりの繁殖力の高さに、狩った鼠を食用として使用する事もある。しかし不潔で湿った暗い場所を主な生息域としているため、その身は病原菌で覆われており、噛まれた者は粗毒によって体調を崩してしまう。抵抗力の弱い子どもはこれにより死に至る事も珍しくないため、疫病神、魔女の使い魔としても恐れられている。
「眼前の大穴に君達は信じられないものを見る。その穴一杯に輝く光は彼らの目だったのだ!」
 
 キャット 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:雑魚 知名度:無知は恥(+40) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[40] 機敏[60] 知恵[40] 体格[10]
意志[20] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[01] 正気[02] 財力[00]
異能・特性
【 暗視 】
 闇も昼間のごとく周囲を見渡す事ができる。

【 俊敏で小さな身体 】
 ヒゲの幅以上の広さの穴を潜り抜ける事ができる。 移動する際、通常の2倍の距離まで移動できる。回避判定に+10のボーナスを受ける。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:0
[爪] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:0
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
古来より人類の愛玩用のペットとして愛されてきた小動物。そして黒猫は魔女の使い魔として特に有名である。そのため愛玩用のはずだった猫のうち、黒猫は魔女狩りの巻き添えを食らい、今でも発見されれば処分されてしまう。
「その猫は、誘うように猫なで声を君たちに投げかけながら、眼前の闇へと消えた……。」
 
 グリズリー 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:有名(+10) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[50] 知恵[30] 体格[90]
意志[40] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[09] 正気[04] 財力[00]
異能・特性
【 分厚い筋肉 】
 ショックの処理はエンドフェイズにて適応される。

【 素早い脚 】
 
2CTを消費して3PT移動する際、移動距離を+2できる。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:5
[爪] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:4
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:1
エネミー説明
体長3Mを超えるヒグマ。その巨大で強靭な身体が放つ一撃は悪夢の一言。餌の横取りをする存在を決して赦しはない。人喰いの代名詞であり、グリズリーのテリトリーに入る者は覚悟をしておかねばならない。人の味を覚えたヒグマは非常に危険な存在となる。
「暴力の化身。咆哮を上げるその姿は、その巨体に相応しい威圧感を君たちに放っている!」
 
 黒い絨毯 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:困難(−20) 習性:雑食 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[40] 機敏[30] 知恵[30] 体格[40]
意志[00] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[04] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 小型昆虫 】
 闇も昼間のごとく周囲を見渡す事ができ、壁を這う事もでき、小さな穴を潜り抜ける事ができる。本能のみで動くため、意思判定には自動的に成功し、狂気と精神崩壊を受けない。

【 群体 】
 黒い絨毯の攻撃は、攻撃が命中した対象の防御力を0として扱う。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[外骨格] 種別:金属鎧 防御力:0
エネミー説明
最も有名であろう地中に住み地を這う極小の昆虫、蟻であるが、黒い絨毯は従来の蟻とは一線を画す蟻の大群である存在である。アリ一匹二匹程度であればなんら害はないが、地面を覆い尽くすほどの蟻の群れは巨獣をも喰らい尽くす獰猛で危険な魔物と化し、黒い絨毯が通った後は全てが食いつくされ何も残らないとされている。これほどの群れを成して地上を覆う事は殆ど無く、天変地異の前触れや、魔物や魔女の仕業として恐れられている。
「カサカサという音はやがて轟音となり、同時に、黒い波が君たちを飲み込もうと襲ってくる。」
 
 クロウ 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:無害 知名度:超有名(+20) 習性:雑食 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[35] 機敏[60] 知恵[50] 体格[20]
意志[10] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[02] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 飛行 】
 自由に[飛行状態]になれるとして扱う。移動する際、通常の2倍の距離まで移動できる。

【 小さな身体 】 

 回避判定に+10のボーナスを受ける。
戦闘データ
[嘴] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
所謂カラス。雑食かつ群れを成して生活しており、エサを求めて人の集まる町や都市の不潔な場所に良く出没する。その餌場から病原菌を纏い、住宅街を飛び回る事で稀に疫病を発生させる。鳥類の中でも知恵が高く、単純な罠にはかからない小賢しさにより、害獣駆除業者と常に激しい戦いを繰り広げている。
「眼前の新鮮な餌に烏が群がっている。死肉を啄む黒い鳥は不吉の象徴そのもののようだ。」
 
 クロコダイル 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:危険 知名度:有名(+10) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[40] 知恵[30] 体格[60]
意志[10] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[06] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 水棲 】
 水中行動時、[遊泳]状態のAとBを無効化する。

【 噛み砕き 】
 [顎]による攻撃が命中した際に任意に発動できる。「噛み砕き」を発動すると、以後、攻撃対象は顎で絞めつけられ、移動が行えなくなり、クロコダイルの顎による攻撃が必ず命中する(クロコダイルは攻撃対象を変更できない)。対象が「噛み砕き」から開放されるには、クロコダイルが自発的に解放するか、対象が2CTを消費し、−20のペナルティを受ける[筋力判定]に成功する、あるいは対象を助けようとする他者が2CTを消費しての[筋力判定]に成功しなければならない。
戦闘データ
[顎] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:4
[鱗] 種別:金属鎧 防御力:2
エネミー説明
体長およそ3M前後の巨大な爬虫類。温暖な気候の、淡水の水辺に生息し、魚を食う他に、水中に潜って待ち伏せし、不用意に水辺に入った陸上動物を餌食とする。血の匂いに敏感で、血の匂いに敏感で、血を嗅ぎつければ、一目散に獲物を追跡しはじめる。特徴的な乱杭歯に相応しい獰猛な性格であり、人間もしばしば襲われている。そのため、「人食い鰐」「水辺の暗殺者」として、しばしば討伐隊が組まれる程に恐れられる。
「残酷な捕食者が、水を求めて川に近寄った哀れな丁稚に食らいつぎ、牙を食い込ませた!」
 
 ドッグ 

  (種族:動物 階級:なし 脅威度:要注意 知名度:無知は恥(+40) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[50] 知恵[50] 体格[20]
意志[20] 幸運[10] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[02] 正気[02] 財力[00]
異能・特性
【 超知覚 】
 匂いによって周囲を昼間の如く把握できる。匂いを嗅ぎ分け、追跡する事ができる。

【 機敏な脚 】
 
移動する際、通常の2倍の距離まで移動できる。
戦闘データ
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
古来より人類の狩りのパートナーであり、もっとも親しき友人であり、最も忠実な配下である。その追跡力と危険感知の能力は現在でも戦場に投入され、偵察兵や森の狩人達にとって唯一無二の相棒となっている。
「君は愛犬が非常に興奮している事に気づく。彼の鼻が何かを感じ取ったのだろうか……?」
   
人間 文明を構築する人間たちの中で戦闘を生業とする者や、危険と判断されている者達。
  
 悪徳司祭 

  (種族:人間 階級:聖職者(権力Lv4) 脅威度:危険 知名度:有名(+10) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[40] 機敏[30] 知恵[45] 体格[30]
意志[40] 幸運[20] 財力[45] 身分[60]
知識[04] 耐久[03] 正気[04] 財力[09]
異能・特性
【 境遇:支配者 】
 4人の「従者:用心棒」を、「価値0」で雇用している。用心棒のエネミーデータは「官憲」を使用する。

【 境遇:使徒 】
 魔女として通報された際の[幸運判定]に「+20」のボーナスを受ける。

戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[フリントロック拳銃] 射程:2〜5PT 消費CT:2 攻撃力:3
[カソック] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
司祭の地位にある聖職者。しかしその地位は汚職に悪用され、口では聖句や説法謳いながら、頭のなかではいかに楽に私服を肥やすかの計算がされている。聖職者という特権階級は低階級の人々を睥睨する高台でしかなく、懺悔室は相手の弱みを握るための都合のいい密室でしかない。求められる質素なベッドには常に愛人があり、貯蔵庫には高級食材とワインが所狭しと満たされ、不健康な肥満を助長させている。買った恨みに覚えはなくとも自覚はあるのか、常に警護を周囲に置き、不意の復讐に備えている。
「穏やかな物腰や柔らかな笑顔。それは全て、搾取のための偽りの仮面であった」
 
 悪徳商人 

  (種族:人間 階級:高位(権力Lv3) 脅威度:要注意 知名度:有名(+10) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[25] 知恵[45] 体格[30]
意志[40] 幸運[20] 財力[60] 身分[45]
知識[04] 耐久[03] 正気[04] 財力[12]
異能・特性
【 境遇:商人 】
 アイテムを購入する際、自身の【身分】を「+15」して購入できる。

【 成金御殿 】
 「三階建ての屋敷」の自宅を所有し、「総合価値36」までのアイテムを保管している。基本的な内訳として「幌馬車」「従者/秘書1名」「女中:1人」「警備員:3人」「用心棒:1人」「使い走り:3人」「強化鍵」「従者の部屋」「クローゼット」耐火設備」(総合価値:29)となる。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[中位礼服] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
詐欺同然のアコギな商売で財を成した悪徳商人。そのやり口で涙を飲んだ貧民や善良な者は数知れず、時には殺人などの重犯罪も厭わない、狡猾で悪辣な悪知恵を持っている。もちろん、その悪行が市政者の知らぬところではないのだが、役人に賄賂や哀れな娘を差し出す事で自己保身を図っており、取り締まられる事は未だにない。権力者の後ろ盾を持つ悪徳商人を恨む者は多く、その為ならば魂を売ってでもと、復讐を願う者もいる。
「悪徳商人は嫌らしい笑みを浮かべながら、眼前の輝く金貨の山に見惚れている……。」
 
 アサシン 

  (種族:人間 階級:客分(権力Lv様々) 脅威度:非常に危険 知名度:無名(−20) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[60] 知恵[40] 体格[30]
意志[20] 幸運[10] 財力[30] 身分[30]
知識[03] 耐久[02] 正気[02] 財力[06]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 境遇:斥候 】
 [潜伏判定]に「+10」のボーナスを受ける。

【 ハシシを吸う者 】
 [薬物中毒]状態であり、[麻薬][服薬毒][塗料毒]を1個づつ常備している。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
[マンゴーシュ] 種別:盾 回避判定:+10
エネミー説明
麻薬によって恐怖や痛みをある程度抑制している暗殺者。暗殺組織の実行犯であり、組織から供給された毒をもって目標の暗殺を試みる。たいていは単独で、余程の相手が目標ならば2〜3人の少人数で活動している。使い捨てに等しく、毒の所持を気取られれば通報され法の処罰を受ける。さらに暗殺に失敗しても救済はなく、生き延びても口封じに追っ手を差し向けられる。
「突如そいつは、不気味に濡れた短剣を抜き放ち、焦点の合わぬ目で君に襲いかかった!」
  
 異端査問官 

  (種族:人間 階級:聖職者(権力Lv5) 脅威度:非常に危険 知名度:超有名(+20) 習性:中立的 言語:あり
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[50] 知恵[40] 体格[40]
意志[50] 幸運[30] 財力[30] 身分[60]
知識[04] 耐久[04] 正気[04] 財力[06]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 魔女狩りの使徒 】
 権力レベルが「+1」され(適応済み)、魔女として通報された際の[幸運判定]に「+40」のボーナスを受ける。

【 対魔術アイテム所持 】
 アイテム「刻印の一項」を所持し、紛失してもフェイズ終了時に補充される。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[杖] 射程:1〜3PT 消費CT:1 攻撃力:2
[長剣:片手] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[長剣:両手] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:4
[カソック] 種別:非金属鎧 防御力:1
[バックラー] 種別:盾 回避判定:+20
エネミー説明
カヴェル教団に属する異端者を取り締まり罰則を加える聖職者。魔女の宿敵であり、その強引な捜査は無関係の人間をも災難に巻き込み、時には都合の悪い事実を隠蔽するために他者に罪を擦り付ける事もある。
「魔女狩りの象徴たる聖職者は、哀れな羊の叫びに愉悦の笑みを浮かべている……。」
 
 一揆衆 

  (種族:人間 階級:低位(権力Lv1) 脅威度:無害 知名度:無知は恥(+40) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[30] 知恵[30] 体格[30]
意志[30] 幸運[30] 財力[15] 身分[15]
知識[03] 耐久[03] 正気[03] 財力[03]
異能・特性
【 臆病者 】
 自身が1点以上の負傷を受けた、あるいは仲間が倒されれば戦意喪失する。

【 血判状 】
 指導者に率いられている場合、【臆病者】が無効となり、脅威度が「要注意」となる。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[農具] 射程:2〜4PT 消費CT:1 攻撃力:1
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:2
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
農民が重税や圧政などに耐え切れなくなりついに蜂起した姿。単独での戦闘力は非常に低いものの、指導者に率いられ、未来を賭けて戦う決意をした捨て身の士気は決して侮れない。そして、その絶対数の多さから領土各地に拡大した農民の反乱は幾多もの国家の衰退を招く、決して油断できぬものである。
「我慢の限界を超えた彼らの怒りを受け止められるのは、簒奪者の死のみであろう……。」
 
 怪盗 

  (種族:人間 階級:??(権力Lv4) 脅威度:非常に危険 知名度:超有名(+20) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[75] 知恵[50] 体格[30]
意志[50] 幸運[30] 財力[45] 身分[60]
知識[05] 耐久[03] 正気[05] 財力[09]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 境遇:斥候 】
 [潜伏判定]に「+10」のボーナスを受ける。

【 境遇:指導者 】
 「従者:影武者」「従者:執事」「従者:女中」「従者:斥候」の計4人を、「価値0」で雇用している。

【 対魔術アイテム所持 】
 アイテム「刻印の一項」を所持し、紛失してもフェイズ終了時に補充される。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[鞭] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:1
[ゴシック式礼服] 種別:非金属鎧 防御力:1
[マンゴーシュ] 種別:盾 回避判定:+10
エネミー説明
礼服にマント、そして仮面をつけた神出鬼没の謎の怪人。悪徳商人や腐敗役人が買い漁った芸術品を盗みさり、また金庫から盗んだ大金を貧民にバラ撒くという奇行を繰り返す。武術にも通じており、盗人と油断した者は手痛い目を見る事となる。整った身嗜みや典雅な声、紳士的な気品は並々ならぬ出自を持つ事を想起させるが、その正体は全く知れない。その活動から義賊として貧民の人気を集めるが、莫大な賞金が首にかかっている、紛うことなきお尋ね者である。時には対魔術の心得を持つ者もいる。
「従者に成りすましていた怪盗が変装を見破られ、不敵に微笑む……。」
  
 官憲 

  (種族:人間 階級:中位(権力Lv2) 脅威度:要注意 知名度:無知は恥(+40) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[40] 機敏[40] 知恵[30] 体格[40]
意志[35] 幸運[30] 財力[30] 身分[30]
知識[03] 耐久[04] 正気[03] 財力[06]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[ソフトレザー] 種別:非金属鎧 防御力:2
エネミー説明
街の秩序を守護する法の番犬。犯罪者を捕縛し暴動を鎮圧する責務を負った戦士。官憲の捕縛に反抗する事は法の秩序を乱すも同然であり、職務の執行を妨害した者も犯罪者として連行される。基本的に弱き者を守るために職務を果たす者が多いが、中には権力を利用し逆に弱き者をいたぶる者がいる。
「助けを求めに駆け込んだ君を見るや、官憲達は下賎な笑みを浮かべ、君を囲い込んだ……。」
 
 危険な隣人 

  (種族:人間 階級:高位(権力Lv3) 脅威度:危険 知名度:無名(−20) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[30] 知恵[50] 体格[30]
意志[50] 幸運[30] 財力[45] 身分[45]
知識[05] 耐久[03] 正気[05] 財力[09]
異能・特性
【 境遇:斥候 】
 [潜伏判定]に「+10」のボーナスを受ける。

【 手際のいい仕事 】
 武器の攻撃力が+1される(適応済み)。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
殺人や加虐の性癖を持ち、その衝動に飲まれた理性なき殺人者。人当たりのいい外面と、それなりの地位と名声を隠れ蓑に、その笑顔と優しい言葉に油断した獲物を餌食とする。信条も宗派も関係なく、ただその嗜好故に享楽的かつ破滅的な狩りを続ける殺人鬼は、純粋に危険であり、脅威となる。
「腕に包帯を巻いた紳士は、荷物を運んでくれないかと困った顔で頼み込んで来た……。」
 
 騎士 

  (種族:人間 階級:騎士(権力Lv4) 脅威度:非常に危険 知名度:有名(+10) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[50] 知恵[40] 体格[40]
意志[30] 幸運[10] 財力[45] 身分[75]
知識[04] 耐久[04] 正気[03] 財力[09]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 境遇:指導者 】
 4人の「従者:用心棒」を、「価値0」で雇用している。用心棒のエネミーデータは「官憲」を使用する。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[戦槌:片手] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[戦槌:両手] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:4
[チェインメイル] 種別:金属鎧 防御力:4
[バックラー] 種別:盾 回避判定:+20
エネミー説明
騎士団に所属する騎士階級の若者。現在は大貴族の元で騎士としての修行中であるが、戦場では指揮官として雑兵を率いている。当然、権力に溺れて腐敗している者も多く、悪事に手を出していなくとも、低位の階級に対して慇懃無礼かつ傲慢不遜な態度を取る者も多い。
「壮麗な衣装の美形の男は、それを台なしにする悪辣な表情と口調で君を罵り始めた。」
 
 騎馬騎士 

  (種族:人間 階級:騎士(権力Lv4) 脅威度:非常に危険 知名度:有名(+10) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[40] 知恵[40] 体格[40]
意志[30] 幸運[10] 財力[45] 身分[75]
知識[04] 耐久[04] 正気[03] 財力[09]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 境遇:運び屋 】
 アイテム「騎獣:ウォーホース」を、厩と共に「価値0」で所有している。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[馬上槍] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[チェインメイル] 種別:金属鎧 防御力:4
[ウォーホース] 種別:騎獣 移:×2 耐:4 防:0 正:2
エネミー説明
騎士団の中でも華形といわれる騎馬隊に属するエリート騎士。馬上槍を構え一斉に突撃してくる重騎士隊を止めるのは嵐を止める事と同義とされる。騎馬騎士隊はエリートとしての誇りと先陣をかける騎士としての名誉によって、礼儀正しい正々堂々とした武人としての名を馳せる者が多い。
「本来ならば衆民の剣のはずの彼らが、今、その衆民を馬の蹄で蹴り倒している。」
 
 ギャング 

  (種族:人間 階級:低位(権力Lv1) 脅威度:要注意 知名度:有名(+10) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[45] 機敏[35] 知恵[35] 体格[40]
意志[40] 幸運[10] 財力[30] 身分[30]
知識[03] 耐久[04] 正気[04] 財力[06]
異能・特性
【 境遇:運び屋 】
 アイテム「車両:幌馬車」を、厩と共に「価値0」で所有している。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:2
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
犯罪組織に属している売人やケンカ屋。貧困からくる絶望はなりふりかまわぬ犯罪を行わせ、同じ境遇の者達を引きあわせている。麻薬を売買している事もある。普段は集団で行動しているが、売人として行動する際は売人以外のギャングは周囲に散開し、手入れや横槍が入らぬよう警戒している。
「ケチなチンピラにしては、彼らの動きは統率が取れ、視線は鋭さに満ちているのがわかる。」
 
 狂気の魔術師 

  (種族:人間 階級:様々 脅威度:非常に危険 知名度:無名(−20) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[30] 知恵[60] 体格[30]
意志[30] 幸運[00] 財力[20] 身分[45]
知識[06] 耐久[03] 正気[00] 財力[04]
異能・特性
【 境遇:探索者 】
 [自律判定]に「+20」のボーナスを受ける。

【 終わらぬ狂気 】
 アイテム「門の書」を1個、任意の魔術を指定した「烙印の一項」を最低3個所持している。継続する狂気のいずれかを、恒久的に受けているとして扱う。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
魔女とならずとも、魔道書など何かしらの手段で魔術を身につけ、そして深淵の狂気に取り込まれて破滅した哀れな存在。しかしその狂気は魔術を己の精神を破壊させながらも発動させ、周囲に惨劇を巻き起こす。また、狂気から逃れるために麻薬に手を出す事もざらであり、社会的にも、異端査問会を嫌う魔女にとっても確実にそれを招く大変危険な存在である。
「もはや言葉にならぬ単語の羅列を繰り返すその者は、魔道書を掲げて呪文を唱えた!」
 
 警備員 

  (種族:人間 階級:中位(権力Lv2) 脅威度:要注意 知名度:無知は恥(+40) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[45] 機敏[35] 知恵[35] 体格[40]
意志[30] 幸運[30] 財力[30] 身分[30]
知識[03] 耐久[04] 正気[03] 財力[06]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[長槍] 射程:2〜4PT 消費CT:2 攻撃力:4
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[ハードレザー] 種別:非金属鎧 防御力:3
エネミー説明
屋敷の門や商店の警備を行う民間人。逮捕の権限もなく、傭兵としての身分の保証のなさもないので、民間での荒事担当の職務としては比較的敵愾心をもたれにくい者達である。時として用心棒としてチンピラに雇われていたり、傭兵や官憲が転職して雇用されている事もある。
「法外な値を要求された客は、払えぬと言うや警備員に店の奥へと連れ込まれていった……。」
 
 ゴッドファーザー 

  (種族:人間 階級:高位(権力Lv3) 脅威度:危険 知名度:有名(+10) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[50] 知恵[50] 体格[40]
意志[70] 幸運[20] 財力[60] 身分[75]
知識[05] 耐久[04] 正気[07] 財力[12]
異能・特性
【 境遇:指導者 】
 3人の「従者:用心棒」を、「価値0」で雇用している。用心棒のエネミーデータは「官憲」を使用する。

【 境遇:斥候 】
 [潜伏判定]に「+10」のボーナスを受ける。

【 迷宮御殿 】
 「門構えの豪邸」の自宅を所有し、「総合価値48」までのアイテムを保管している。基本的な内訳として「幌馬車」「従者/秘書1名」「女中:最低2人」「警備員:最低3人」「斥候:1人」「用心棒:3人」「快適寝具」「従者の部屋」「秘密のクローゼット」「耐火設備」「秘密の自室」「強化鍵」「秘密の座敷牢」「秘密の抜け道」(総合価値:42)となる。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[フリントロック拳銃] 射程:2〜5PT 消費CT:2 攻撃力:3
[中位礼服] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
犯罪組織を率いる、ならず者の王。配下のギャングを使い、裏社会を牛耳る剛腕とカリスマを持つ。官憲と対立関係にあるが、腐敗した当局には賄賂で懐柔された者も多く、犯罪組織に立ち向かう者は、闇から闇に葬られ、時には見せしめとして死体が晒される事もある。利益を巡って別の犯罪組織と抗争状態にある事もしばしばであり、内部抗争で首領の座を奪われる事も珍しくはない。
「静かに君を睥睨する鋭い眼光は、相対した者を圧倒する威厳と魅力に満ち溢れている。」
    
 聖堂警護官 

  (種族:人間 階級:聖職者(権力Lv4) 脅威度:非常に危険 知名度:有名(+10) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[60] 知恵[40] 体格[40]
意志[50] 幸運[30] 財力[45] 身分[75]
知識[04] 耐久[04] 正気[05] 財力[09]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 境遇:斥候 】
 [潜伏判定]に「+10」のボーナスを受ける。

【 境遇:使徒 】
 魔女として通報された際の[幸運判定]に「+20」のボーナスを受ける。

【 対魔術アイテム所持 】
 アイテム「刻印の一項」を所持し、紛失してもフェイズ終了時に補充される。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[フリントロック銃] 射程:3〜10PT 消費CT:2 攻撃力:5
[ハードレザー] 種別:非金属鎧 防御力:3
エネミー説明
大聖堂や教皇の宮殿の警護を指揮する教会所属のエリート兵士。その出自は貴族や聖職者の一次継承権を持たない男子が多い。質素ながらも高貴さを表す意匠の革鎧の胸元にはカヴェルシンボルが掲げられている。背負った銃は最新鋭のものであり、緊急時にはその場の判断で発砲が認められている。決して数は多くないが精鋭中の精鋭であり、その実力は非常に高い。職務上、当然ながら魔女に備えた装備を有しており、聖堂警護官に守られた施設の突破は魔女にとって苦しいものとなる。
「大聖堂を警護する聖職者。その背には銃が下げられ、鋭い眼孔が周囲を睨みつけている。」
 
 探索者 

  (種族:人間 階級:騎士(権力Lv4) 脅威度:危険 知名度:無名(−20) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[50] 知恵[50] 体格[30]
意志[40] 幸運[30] 財力[40] 身分[60]
知識[05] 耐久[03] 正気[04] 財力[08]
異能・特性
【 境遇:探索者 】
 [自律判定]に「+20」のボーナスを受ける。

【 深淵の異形の好事家 】
 アイテム「門の書」「鍵の書」を所持し、「刻印の一項」「黄金の蜂蜜酒」を最低1個所持している。これらのアイテムは盗まれない。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[フリントロック拳銃] 射程:2〜5PT 消費CT:2 攻撃力:3
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
[マンゴーシュ] 種別:盾 回避判定:+10
エネミー説明
一般人でありながら世界の深淵を覗き見た者。そこで見た事は人生を激変させ、世界を一変させるに十分すぎるほどのものであり、多くがその深淵に飲まれ発狂し自殺などする中、幸運にも自我を取り留めた者達。彼らは魔女の支配者である魔王についての研究者であり、どう足掻いても絶望しか見えない真実の世界に必死で抗っている。魔女が探索者と接触する事は必ずしも敵対するとは限らないが、まず間違いなくトラブルが周囲に巻き起こるだろう。
「彼は、狂人の如き独特な威圧感を放つ瞳を向け、今回の件から手を引くよう君に迫った。」
 
 チンピラ 

  (種族:人間 階級:中位(権力Lv2) 脅威度:無害 知名度:無知は恥(+40) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[35] 機敏[30] 知恵[30] 体格[35]
意志[30] 幸運[30] 財力[30] 身分[30]
知識[03] 耐久[03] 正気[03] 財力[06]
異能・特性
【 臆病者 】
 自身が1点以上の負傷を受けた、あるいは仲間が倒されると戦意を喪失する。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[クロース] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
一人では何もできない矮小で臆病な人間が徒党を組んだ事で自らを強いと錯覚している者たち。最初は態度が大きく威勢がいいが形勢が悪いと気づくと一目散に逃げ出す。
「徒党を組んだ派手な格好の若者達は、君を囲むと卑下た笑みで金の無心を始めた。」
 
 流れ魔女 

  (種族:人間 階級:余所者(権力Lv2) 脅威度:非常に危険 知名度:無名(−20) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[30] 知恵[50] 体格[30]
意志[50] 幸運[30] 財力[20] 身分[15]
知識[05] 耐久[03] 正気[05] 財力[04]
異能・特性
【 魔女 】
 魔術の対象となった時は魔女と同じ対抗手段を取る事ができる。原罪と烙印の有無とリビドー値はGMが指定する。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:0
[杖] 射程:1〜3PT 消費CT:2 攻撃力:1
[ソフトレザー] 種別:非金属鎧 防御力:1
エネミー説明
何処かから流れてきた魔女。どのような目的でやってきたかは様々だろうが、敵と見られれば容赦なく魔術の餌食とされる。大抵はカヴンを結成しているが、単独で行動する魔女は異端査問会がやってくる口実を作りかねないだろう。
「君と同じ魔女である眼前の者は、笑顔で握手を求めながら、瞳は決して笑ってはいなかった。」
 
 バーバリアン・ハスカール 

  (種族:人間 階級:−(権力Lv−) 脅威度:非常に危険 知名度:有名(+10) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[50] 知恵[30] 体格[60]
意志[40] 幸運[30] 財力[00] 身分[00]
知識[03] 耐久[06] 正気[04] 財力[00]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 境遇:運び屋 】
 「荷馬車」の騎獣を有している。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:3
[戦斧:片手] 射程:2〜3PT 消費CT:1 攻撃力:4
[戦斧:両手] 射程:2〜3PT 消費CT:2 攻撃力:5
[投槍](1本) 射程:3〜6PT 消費CT:2 攻撃力:4
[チェインメイル] 種別:金属鎧 防御力:4
[バックラー] 種別:盾 回避判定:+20
エネミー説明
プルガトリウム北方域に出没する、蛮族と呼ばれる海賊達。彼ら蛮族の正規軍はかつて教団が徹底的に蹂躙したものの、彼らの蛮性は被支配と屈服を許容せず、その恨みにて、未だに海を渡り川を遡っては教国領土を襲い、略奪を繰り返している。彼らの重武装の大半はそうして簒奪したものである。魔女にとっては共に教団を憎む存在であるが、彼らは生来の略奪者であり、安易に協力を仰げる存在では決して無い。なお、このデータは彼らにおいての騎士階級の戦士である。
「野蛮。それ以外に形容しがたい強面の戦士達が、オールを漕いで君たちの船に迫ってくる!」
 
 暴君領主 

  (種族:人間 階級:貴族(権力Lv5) 脅威度:危険 知名度:超有名(+20) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[40] 知恵[50] 体格[50]
意志[40] 幸運[05] 財力[75] 身分[85]
知識[06] 耐久[05] 正気[04] 財力[15]
異能・特性
【 境遇:指導者 】
 4人の「従者:用心棒」を、「価値0」で雇用している。用心棒のエネミーデータは「官憲」を使用する。

【 迷宮御殿 】
 「立派な城」の自宅を所有し、「総合価値70」までのアイテムを保管している。基本的な内訳として「幌馬車」「従者/秘書:1名」「女中:最低4人」「警備員:最低5人」「斥候:1人」「用心棒:5人」「料理人:1人」「快適寝具」「快適厨房」「従者の部屋」「クローゼット」「秘密のクローゼット」「耐火設備」「強化鍵」「秘密の座敷牢+プレイルーム」「秘密の抜け道」「自壊装置」(総合価値:63)となる。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:1
[長剣:片手] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:2
[長剣:両手] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:3
[ゴシック式礼服] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
悪政を敷き、高額の税を領民から取立て、己の欲望のままに振舞う暴君領主。その権限を乱用し、己に都合の良い条例を打ち立て、逆らう者は反逆者として捕縛し、容赦なく処刑する。視察と称して城下町に繰り出せば、気に入った娘を「召抱え」として城に拉致し、飽きれば無礼を働いたとして奴隷に堕として売り捌く。悪徳商人や犯罪組織の首領と蜜月となるのは、むしろ自然な事で、領民の大半は「誰でも良いから助けてくれ」と止まぬ嘆きを響かせている。
「悪名高い商人と密談を交わす領主は、献上品を確認すると、満足そうに頷いた……。」
 
 魔狩人 

  (種族:人間 階級:様々 脅威度:致命的 知名度:普通(±0) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[75] 機敏[60] 知恵[45] 体格[40]
意志[50] 幸運[10] 財力[50] 身分[75]
知識[04] 耐久[04] 正気[05] 財力[10]
異能・特性
【 境遇:探索者 】
 [自律判定]に「+20」のボーナスを受ける。

【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。

【 深淵の異形の専門家 】
 アイテム「緋色の書」「門の書」「鍵の書」を1個所持し、任意の魔術を指定した「烙印の一項」「刻印の一項」「黄金の蜂蜜酒」を最低1個所持している。これらのアイテムは盗まれない。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[短剣] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[長剣:片手] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[長剣:両手] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:4
[フリントロック拳銃] 射程:2〜5PT 消費CT:2 攻撃力:4
[ハードレザー] 種別:非金属鎧 防御力:3
[バックラー] 種別:盾 回避判定:+20
エネミー説明
世界の闇の深淵に潜む異形のモノ共を狩るために専門の訓練を受けた、魔女狩りのスペシャリスト。職業柄、探索者とも繋がりがある者や、探索者から魔狩人になった者もいる。しかしその鍛錬には魔術の知識を強く持たねばならず、そのため教団においても魔狩人は禁忌であり、異端査問会にも公式に存在しない。また、教団に属さず、独自に魔女や黒山羊の眷属を狩る者も存在する。どちらにしろ存在が希少であり、同時に熟練の戦闘者であるため、正面から闘う事は無謀を意味する。
「君はその者に睨まれた瞬間、まるで心臓を一突きにされたかのような錯覚を覚えた……。」
 
 傭兵くずれ 

  (種族:人間 階級:余所者(権力Lv2) 脅威度:危険 知名度:普通(±0) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[55] 機敏[45] 知恵[35] 体格[40]
意志[40] 幸運[20] 財力[30] 身分[15]
知識[03] 耐久[04] 正気[04] 財力[06]
異能・特性
【 境遇:武人 】
 攻撃力と防御力が「+1」される(適応済み)。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[槍] 射程:2〜4PT 消費CT:2 攻撃力:4
[弓] 射程:3〜10PT 消費CT:2 攻撃力:3
[ハードレザー] 種別:非金属鎧 防御力:3
エネミー説明
傭兵崩れが食うに困って旅人から食料や金品を強奪する犯罪者集団へ落ちた姿。おそらく平時においてもっとも危険な集団であり、武装した山賊団に捕まればただではすまない。男はその場で殺され、女はアジトへ拉致されて死ぬまで奴隷として扱われるだろう。
「命が惜しくば荷物を置いていけ。典型的な文句だが効果は絶大だ。普通ならば、だが。」
  
異形 魔術によって召喚された奈落の異形や、己の存在を改変され、大きく変質した者達。
 イーター 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:危険 知名度:情報希少(−30) 習性:敵対的 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[50] 知恵[30] 体格[10]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[01] 耐久[01] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 異形の蟲 】
 イーターの姿を初めて見た者は[狂気判定]を行わなければならない。暗闇によるペナルティを受けず、イーターの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。

【 蹂躙 】
 イーターの攻撃が命中した対象は、そのラウンド中、イーターからの攻撃に対して、防御力を「−1」する。この効果は重複する。イーターは全ての「◯◯狙い」を行えない。

【 強靭な鉤爪と脆弱な羽根 】
 猫程の小動物が潜れる隙間を潜ることが出来る。壁や天井を自由に移動でき、移動時は飛行も行える。ただし、飛行後、1時間は再飛行出来ない。
戦闘データ
[咀嚼] 射程:0PT 消費CT:1 攻撃力:1
[外骨格] 種別:金属鎧 防御力:1
エネミー説明
30センチ程の巨大な昆虫のような姿をした、しかし確実に昆虫ではない、肉食の異形である。常に4、5匹程で群れて行動しており、普段は物陰や配管など、狭くて暗い場所を好んで潜み、獲物を待ち受ける。そして獲物を感知すると不意を打って襲いかかり、あっという間に貪り尽くしてゆく。さらに短時間の飛翔が可能で、不意打ちを逃れても先回りされてしまう。自然界には存在しておらず、魔道書などの呪文など超常的な力によって発生する。
「廃墟の配管の中を移動するそれを、君は見た。鼠ではない。悍ましい蟲のような何かだ。」
 
 ヴァンパイア 

  (種族:異形 階級:貴族(権力Lv5) 脅威度:致命的 知名度:情報希少(−30) 習性:中立 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[45] 知恵[75] 体格[30]
意志[75] 幸運[00] 財力[60] 身分[75]
知識[07] 耐久[03] 正気[07] 財力[12]
異能・特性
【 吸血鬼 】
 [牙]で動物あるいは人間の対象を負傷させた場合、吸血行為によって自身の耐久点を1点回復できる。また、この吸血を食事と扱う事も出来る。ヴァンパイアの吸血行為をはじめて見た者は[狂気判定]を行わなければならない。ヴァンパイアは老化による修正を無効化し、[体力判定]に+20のボーナスを受ける。「魅力:病的な陰」を必ず持っている。

【 魔女 】
 魔術の対象となった時は魔女と同じ対抗手段を取る事ができる。原罪と烙印の有無とリビドー値はGMが指定する。

【 踏み越えと代償 】
 リビドーによる侵食度が50未満となっても「魔人」の状態を維持する。太陽が出ている時間帯に屋外に出ると[重い病気]状態となる(屋内に戻ると解除される)。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[杖] 射程:1〜3PT 消費CT:1 攻撃力:1
[ゴシック式礼服] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
魔術によって超越者に足を踏み入れた魔女。奈落と魂を一時的に深く繋げる事で魔人化を維持し、牙によって血液を飲む事で、それだけで満足な栄養を得た上で、傷を癒やす事も可能になっている(さらに以前より太る事がない)。反面、太陽光に非常に弱くなり、昼間に屋外などに出ると著しく体調を悪化させてしまう。元の人間の姿と大差ないが、肌の色が青白に、犬歯が牙に、瞳が赤い色に変化している。このエネミーデータはNPC用の基本データとなる。なお、データにはリビドー値による「奈落の侵食」は適応されていない。
「月明かりの下のその姿は幽鬼の如く、牙が覗く口元からは、赤い液体が垂れている……。」
  
 オーガ 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:未知の存在(−40) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[30] 知恵[30] 体格[75]
意志[40] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[07] 正気[04] 財力[00]
異能・特性
【 亜人 】
 オーガの姿を初めて見た者は[+10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。オーガが要求される[狂気判定]は自動的に成功する。狂気と精神崩壊、病気を無効化し、武器の攻撃力が+1、耐久点が+1され(適応済み)、暗闇によるペナルティを受けない。

【 強靭な膂力 】
 オーガの攻撃が命中した対象は、装備している胴体防具の防御力が−1されるとして扱う。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:3
[戦斧:片手] 射程:2〜3PT 消費CT:1 攻撃力:4
[戦斧:両手] 射程:2〜3PT 消費CT:2 攻撃力:5
[分厚い筋肉] 種別:非金属鎧 防御力:1
エネミー説明
二足歩行の異形の一種で、不細工な偉丈夫に角が生えたような姿をしている。両手に戦斧を持ち、常に腹をすかして獲物に襲いかかる。知恵も低く、知識も全く存在しない短慮な思考をしており、ただ破壊衝動のままに行動を行う。自然界には存在しておらず、魔道書などの呪文など超常的な力によって発生する。強靭な肉体に目をつけた魔王の尖兵として使われる事もあるが、他の兵士を襲って食う事が耐えないので、殆どが単独で行動している。
「鬼。それが、今、眼前にある異形そのものを端的に表す単語であった!」
 
 オーク 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:危険 知名度:情報希少(−30) 習性:敵対的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[45] 知恵[30] 体格[30]
意志[10] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[01] 耐久[03] 正気[01] 財力[00]
異能・特性
【 醜悪な亜人 】
 オークの姿を初めて見た者は、男性ならば[+10]のボーナスを、女性ならば[−10]のペナルティ受けた[狂気判定]を行わなければならない。オークが要求される[狂気判定]は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。また、武器の攻撃力、防具の防御力が+1され(適応済み)、暗闇によるペナルティを受けない。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[分厚い筋肉] 種別:非金属鎧 防御力:2
[バックラー] 種別:盾 回避判定:+20
エネミー説明
皮膚が緑色の、豚鼻と乱杭歯がはみ出る巨大な口のある頭部と、不細工な樽のような太った身体に短い手足が生えたかのような醜悪な姿を持つ。陰湿かつ粗暴な性格で、オークには雄しかおらず、異種族の雌を利用して繁殖する性質を持つという、危険かつ迷惑極まりない存在である。自然界には存在しておらず、魔道書などの呪文など超常的な力によって発生する。
「それは、醜悪な外見に相応の臭気に包まれながら、無骨な武器を手に襲いかかる!」
 
 落とし子 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:致命的 知名度:未知の存在(−40) 習性:中立的 言語:様々)
パーソナルデータ
能力値
GMが自由に設定できる。
異能・特性
【 残酷な鏡 】
 落とし子はシナリオに登場している何者かのトラウマを強烈に刺激する姿と能力を持ち、トラウマを眼前で炙り出すかのような行動を取る。トラウマを持つ者は、このエネミーに向かって何か行動を起こす際は、[狂気判定]を行わなければならない。落とし子は[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。落とし子は、死亡させても、GM指定の条件を満たさない限り、いくらでも復活、あるいは出現する。
戦闘データ
装備や所持品は、GMが自由に設定できる。
エネミー説明
その存在すべてが謎に包まれている異形。この異形は自然界は勿論、奈落の住人でさえも無いという。この異形は、その標的となった者が心より恐れるトラウマを、グロテスクなまでに強調、誇張する姿を持ち、執拗にそのトラウマの持ち主を追い詰める行動を取る。物理的に倒されても、その後また何処からか現れて惨劇を起こすとされ、無数の個体がいるか、あるいは不死身ともいうべき性質を持つ。現在は「レムナント」にその存在が示唆されている。
「君の無意識が、本能が、知識が、全てが今この場から逃げろと叫んでいる……!」
 
 ガーゴイル 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:危険 知名度:無名(−20) 習性:命令による 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[45] 機敏[30] 知恵[30] 体格[40]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[04] 正気[00] 財力[00]
異能・特性

【 傀儡の番犬 】

 ガーゴイルが動く姿を初めて見た者は[+10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。意識も知識もないが、作成者の命令に忠実に従う。ガーゴイルの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。武器の攻撃力+1され(適応済み)、また、戦槌は身体の一部であり落下もせず回収もできない。


【 偽装 】
 ただの彫像に偽装しているガーゴイルに気付くには[−20]のペナルティを受けた[知恵判定]あるいは[感知判定]に成功しなければならない。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[戦槌:片手] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[戦槌:両手] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:4
[彫像の体] 種別:金属鎧 防御力:3
エネミー説明
悪魔を象った魔除けの彫像を、実際に特殊な魔術によって使い魔の番人とした存在。普段は彫像として全く動く事はないが、侵入者が設置場所から2PT以内の範囲に近づくと動き出し、侵入者の息の根を止めるか、10PT以上の距離を離されるまで、執拗に襲いかかる。彫像で出来ているため非常に硬く、そして高い耐久度を持ち、その硬度を活かした一撃は鎧を簡単にひしゃげさせる威力を持つ。彫像を素材にするため費用がかさみ、命令も番人としての待ち伏せのみしか受け付けないが、ガーゴイルを重用する魔女は多い。
「珍しくもない彫像だ。まさか外見通り化物という事はあるまい。だが、所々の黒い染みは……?」
  
 ゴーレム 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:情報希少(−30) 習性:命令による 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[25] 知恵[00] 体格[90]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[09] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 傀儡の番犬 】
 ゴーレムを初めて見た者は[+10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。意識も知識もないが、作成者の命令に忠実に従う。ゴーレムの[意思]を使用する判定は自動的に成功する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。


【 不屈の重厚 】
 ゴーレムは「格闘」の攻撃力が+1され(適応済)、2CT消費の3PT移動が行えない。また、「足狙い」「腕狙い」「気絶狙い」を無効化する。

【 胎児の呪言 】
 ゴーレムに「急所狙いB」が命中した場合、「無機物の体」の防御力を0として扱う。さらに、以後「無機物の体」の防護力は2点減少する。この防御力減少は重複し、最低値は0となる。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:4
[無機物の体] 種別:金属鎧 防御力:4
エネミー説明
砂や石など自然に存在する無機物で構築された身体を持つ異形。重厚で急所のない身体は一部が切断されても即座に再生するなど強靭な耐久力を誇り、肉弾戦においてはその怪力に屈さぬものは殆ど居ない。しかしゴーレムは身体の何処かに存在を維持するための呪言が刻まれており、そこを削られると甚大な損傷を受け、あっけなく瓦解する弱点も持ち合わせている。ゴーレムの使役には希少で高価な触媒が必要な上に、その外見はガーゴイルのように偽装する事すらできないため、都市部など人目に触れる場所で活動する術師でゴーレムを積極的に使役する者は多くはない。
「閉ざされた倉庫を突き破って現れたのは、土で出来た巨人のような、不気味な存在だった!」
 
 壊れたマリオネット 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:様々 知名度:未知の存在(−40) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[45] 機敏[45] 知恵[45] 体格[45]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[03] 耐久[04] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 傀儡 】
 自意識はないが(知識はある)、支配者の命令に忠実に従う。壊れたマリオネットの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。

【 成れの果て 】
 壊れたマリオネットとなった知人の姿をはじめて見た者は[+20]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。ただし親しさによって狂気判定の難度がGM裁定により変動する。能力値や装備は素材の魔女に依存する。死亡すると魂は解放され、肉体はそのまま塵となり、蘇生は行えない。

【 魔女 】
 魔術を行使し、魔術の対象となった時は魔女と同じ対抗手段を取る事ができる。[アイテム:魔女の箒]を持ち、40点のリビドー値を所持している。原罪と烙印の有無はGMが指定する。
戦闘データ
装備や所持品等は、生前のものによる。
エネミー説明
サバトに反逆し、黒山羊に報復を受けた魔女の末路とも言われる姿。実際に黒山羊が支配しており、黒山羊の意のままに動く。魔女に既に意識なく、魂が黒山羊の人形と化した肉体に囚われている。無感情、無機質な顔と行動で命令に従う。その性質上、他の魔女のいらぬ反感を招かぬために壊れたマリオネットが表に姿を現す事は滅多になく、もしあるとすれば、同じくサバトに反逆した魔女に対しての追っ手として現れるという。また、これらの魔女の成れの果ては、普段は主の黒山羊が異空間の牢獄に幽閉し、寵愛しているという。
「間違いない、あれは既知の顔だ。しかし、記憶と眼前のそれが同じ者とは思えない……。」
  
 シャドウ 

  (種族:異形 階級:様々 脅威度:様々 知名度:無名(−20) 習性:様々 言語:様々)
パーソナルデータ
能力値
本体の能力値を全て引き継ぐ。
異能・特性
【 移し身 】
 本体の姿や声、能力値、魅力、境遇効果を全て引き継ぎ、耐久点以外のボーナス点とリビドー値を本体と共有するが、[発動判定]の際に、最終的な[目標値]が半減するペナルティを受ける。受けた意思による影響([精神崩壊]や[自暴自棄]の状態、狂気等)も共有され、本体に意識を戻した際にも受け継がれる。肉体的な損傷や影響([窒息]や[火達磨]、[死亡]の状態、移し身に付与された本体が持たない魅力等)については本体とは共有されず、本体と移し身共にそれぞれ[衰弱]の条件を満たせばこれを受け、この解除も個別に条件を満たす必要がある。本体に意識を戻す場合、シャドウは意識が再び移されるまで[気絶]状態として扱う。本体が死亡した場合、移し身も死亡して崩れ去る。
戦闘データ
何も装備しておらず、所持品もない。
エネミー説明
魔術によって造りだされた、術者と瓜二つの異形。ただし移し身自体に意識は存在せず、術者が移し身に意識を移す事ではじめて活動できる。仮初の体ゆえに、死を前提とした行動が起こせるメリットがあるが、魔術の行使に大きな阻害を受け、さらに移し身の活動中は本体が無防備になるなど不都合も多く、偵察やメッセンジャーとしての役割で創りだされる事が大半である。また、シャドウは造られた時点では素っ裸のため、衣服や装備を事前に用意しておく必要がある。
「剣によって倒れた魔女は、不敵な笑みを浮かべながら、用済みとなった身体を捨て去った。」
 
 スケルトン 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:要注意 知名度:無名(−20) 習性:命令による 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[40] 機敏[45] 知恵[30] 体格[30]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[03] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 冒涜的な傀儡 】
 スケルトンの姿を初めて見た者は[+10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。意識も知識もないが、作成者の命令に忠実に従う。スケルトンの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。武器の攻撃力、防具の防御力+1され(適応済み)、暗闇によるペナルティを受けない。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。

【 スカスカの骸 】
 回避判定に+10のボーナスを受ける。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[戦槌:片手] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[戦槌:両手] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:4
[骨の体] 種別:金属鎧 防御力:2
エネミー説明
魔術によって人間の骨が傀儡の兵士として操られている姿。武装の戦槌は術者が持たせたもので、作り出された直後は何も持っていない。術者の命令に忠実に従うが、骸骨を操る姿は周囲に強い刺激を与え過ぎるため、もっぱら隠しアジトの番人として使用される。しかし術者が離れれば至極単純な作業しか行う事はできない。その扱いづらさと目立ちすぎる姿、そしてその素材の調達に犯罪がほぼ必須となるために、スケルトンを多用する術者は少ない。
「一部損壊した白骨体でありながら、その一撃は人間の全力と変わらぬ威力であった。」
   
 テンタクル 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:情報希少(−30) 習性:敵対的 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[30] 知恵[40] 体格[60]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[06] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 異形の存在 】
 テンタクルの姿を初めて見た者は[狂気判定]を行わなければならない。テンタクルの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。

【 蠢く触手 】
 「触手B」が命中した者は触手で拘束され、「転倒」と「麻痺」状態となり、麻痺解除時まで転倒は解除できない。

【 緩慢な身体 】
 水中行動時、[遊泳]状態のAとBを無効化する。壁や天井を自由に移動できるが、2CT消費の3PT移動が行えない。また、テンタクルは全ての「◯◯狙い」を行えない。
戦闘データ
[触手A] 射程:1〜4PT 消費CT:1 攻撃力:3
[触手B] 射程:1〜4PT 消費CT:1 攻撃力:なし
[分厚い表皮] 種別:非金属鎧 防御力:1
エネミー説明
巨大な肉団子のような胴体から、うごめく触手が幾重も生えているという、名状しがたい異形の姿を持つ。下水道や洞窟など、人が足を踏み入れぬ湿った場所に潜んでおり、積極的に何かを襲うという事はしない。知能は無きに等しく、栄養も必要としないが、時に何かの命令を受けて行動する特殊な個体も存在する。攻撃を受けて危険を感じた場合、触手を振り回し強烈な反撃を行う。自然界には存在しておらず、魔道書の呪文などの超常的な力によって発生する。
「眼前の闇に君は何か妙なものを見た気がする。下水道に蛸がいるはずはないのだが……。」
  
 ブロッブ 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:情報希少(−30) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[65] 機敏[20] 知恵[40] 体格[20]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[02] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 人食いアメーバ 】
 ブロッブを初めて見た者は[狂気判定]を行わなければならない。ブロッブの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気の影響を受けない。


【 腐敗の体液 】
 ブロッブの「消化液」が命中した対象は、「火達磨状態」となる。これは火によるものではないが、解除条件に変化はない。また、装備中の胴部防具の防御力(境遇効果は含まない)がシナリオ終了まで−1する。これは重複し、この能力によって防具の防御力がマイナスになれば、その防具は失われる。

【 緩慢な身体 】
 水中行動時、[遊泳]状態のAとBを無効化する。壁や天井を自由に移動できるが、2CT消費の3PT移動が行えない。また、ブロッブに対する「◯◯狙い」を全て無効化し、ブロッブも全ての「◯◯狙い」を行えない。
戦闘データ
[消化液] 射程:0〜1PT 消費CT:2 攻撃力:1
[粘体] 種別:非金属鎧 防御力:4
エネミー説明
一見するとただのヘドロのようにしか見えない、知性なき本能によって生物を捕食する粘体の異形。そのどろどろとした不定形の身体は、動きは遅いものの、壁や天井を縦横無尽に這い回り、急所の存在しない身体はあらゆる武器を無効化し、触れるものを喰らい尽くしてしまう。その特性故に、ブロッブが這った跡は酷く傷んでしまうため、この異形の巣を発見する事は比較的たやすい。しかし、ブロッブそのものを知らない者が巣に迷い込めば、天井や足元の水場に潜んで待ち伏せするブロッブの餌食となり、後には骨も残らないだろう。幸いなことに、この貪欲な捕食者は自然には生息しておらず、魔道書の呪文などの超常的な力によって発生する。
「噎せ返る程の悪臭漂う不快な下水道の天井から、下を歩く清掃人に何かが襲いかかったっ!」
 
 ヘクトアイ 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:情報希少(−30) 習性:敵対的 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[40] 知恵[30] 体格[40]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[04] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 異形の存在 】
 ヘクトアイの姿を初めて見た者は[−10]のペナルティを受けた[狂気判定]を行わなければならない。ヘクトアイの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。

【 重圧の視線 】
 ヘクトアイに[捕捉]されている者はターン開始時に[意志判定]を行う。これに失敗すると、エンドフェイズまで[器用]と[機敏]を使用する判定に[−10]のペナルティを受ける。これは重複しない。

【 生命吸収 】
 射程5PT以内の【重圧の視線】によるペナルティを受けている対象1体を任意に指定する。対象は耐久点を1点失い、ヘクトアイの耐久点がエンドフェイズで1点回復する。この異能は2カウントを消費する魔術として扱う。

【 轢き潰し 】
 ヘクトアイは全ての「◯◯狙い」を行えない。ヘクトアイは「体当たり」の攻撃力が「直進移動したPT距離÷2」増加し(最大増加+3)、対象負傷時に[転倒]させる。直進移動と攻撃までの間にそれ以外の行動で1CT以上間をあけると、攻撃力増加は解除される。
戦闘データ
[体当たり] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[分厚い皮膚] 種別:非金属鎧 防御力:1
エネミー説明
 2M程の丸い肉団子に、びっしりと幾重もの眼球が存在するというおぞましい異形の姿を持つ。移動時は転がって進み、立ちはだかる者がいれば、体当たりによって押し潰して進んでいく。この異形の眼球に見つめられた者は金縛りにあったかのように身動きが取りづらくなり、そしてじわじわと生命力を奪われ続け、最終的にミイラのように枯れ果てた死体となってしまう。自然界には存在しておらず、魔道書の呪文などの超常的な力によって発生する。見境のない視線の魔力故に使役者が連れ歩く事は召喚時以外は滅多にない。それ故にこの異形が召喚される際は、魔力を強く帯びたアイテムを収めた秘密の宝物庫を守護する番人として用いられる事が多い。
「前方の闇から転がってきた肉の塊、その数十、数百の眼球が、一斉に君達を睨みつけた!」
 
 リビングデッド 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:危険 知名度:無名(−20) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[10] 知恵[30] 体格[40]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[04] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 帰死者 】
 リビングデッドの姿を初めて見た者は[+20]のボーナスを得た[狂気判定]を行わなければならない。ただしそれが知人のリビングデッドならば親しさによって狂気判定の難度がGM裁定により高くなる。リビングデッドの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。

【 魂の汚染 】
 魔術に抵抗する手段を持たない「動物」と「人間」は、リビングデッドに殺害されると、リビングデッドとなって蘇生する。
戦闘データ
[咀嚼] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:3
防具は生前のものを装備している。
エネミー説明
何かしらの理由で死者が動き出し、飢餓感のみに突き動かされて他の生者を食い殺そうと襲ってくる姿。発狂した者と違い、実際に死亡しており、腐敗が進行していくが、新鮮な肉を喰らえば腐敗の進行が停止する。人間としての知性は既に完全に失われ、痛覚もなく、ダメージを受けても身体が動けなくなるまで破壊されるまで襲ってくる強靭さを持つが、それ以上にこの犠牲者もリビングデッドに変化する事が最も恐れられている。自然界には存在しておらず、魔道書などの呪文など超常的な力によって発生する。
「君の眼前にいる者は、ありえない存在だ。何故ならそれは、既に死んでいるはずなのだから!」
 
 ワーウルフ 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:無名(−20) 習性:中立 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[50] 知恵[60] 体格[30]
意志[50] 幸運[10] 財力[30] 身分[30]
知識[06] 耐久[03] 正気[05] 財力[03]
異能・特性
【 獣人 】
 エネミー「ウルフ」の異能・特性を全て取得している。また、通常の人間のように武器を持ち、防具を装備できる。ただし「毛皮」の防御力は胴部防具の防御力と重複しない。ワーウルフをはじめて見た者は[−10]のペナルティを受けた[狂気判定]を行わなければならない。ワーウルフは[体力判定]に+20のボーナスを受ける。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:1
[牙] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:3
[爪] 射程:0〜1PT 消費CT:1 攻撃力:2
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:1
エネミー説明
魔術により狼と人が混ぜ合わさった様な姿となった存在。その姿は個人差があり、狼男といった獣人そのものの姿の者もいれば、局部を覆うのみの毛皮と、狼の耳と尻尾、そして牙と爪を生やしただけの人間の姿の者も存在する。その戦闘力と狼の特性は脅威であり、時にはヴァンパイアを主人として群れで活動する事もある。このエネミーデータはNPC用の基本データとなる。なお、データにはリビドー値による「奈落の侵食」は適応されていない。
「童話の世界の悪役が、今、君の眼前に現実の脅威として存在している!」
 
奈落 極稀に境界を超えて現れる異形。それらが巻き起こす惨劇は様々な伝承として残っている。
 コボルト 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:未知の存在(−40) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[60] 知恵[40] 体格[30]
意志[20] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[03] 正気[02] 財力[00]
異能・特性
【 亜人 】
 コボルトの姿を初めて見た者は[+10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。コボルトが要求される[狂気判定]は自動的に成功する。狂気と精神崩壊、病気を無効化し、武器の攻撃力が+1、耐久点が+1され(適応済み)、暗闇によるペナルティを受けない。

【 腐敗の魔力 】
 コボルトが直に触れた金、銀、鉄、銅の物品は腐敗し、1D10カウント後に失われる。上記に当てはまらない武器は「格闘」「鞭」「棍棒」「杖」「弓」「爪」「牙」となる。
戦闘データ
[格闘] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:2
[棍棒] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:3
[毛皮] 種別:非金属鎧 防御力:2
エネミー説明
奈落に生息する二足歩行の異形の一種。狼とも豚とも言えぬ不気味な頭部と、吹き出物だらけの汚らしい細い体を持つ。3匹ほどの群れで行動し、俊敏な動きで狩りを行う。知能は低く、また自分勝手で連携というよりは数で押すだけ程度の連携であり、劣勢になれば仲間を見捨てて即座に逃げ出す臆病な性質を持つ。金属に大して歪んだ執着を持ち、見つけては腐敗させる衝動にかられる習性をもっている。特に銀を好んで狙う事から、金目のものを浅ましく狙う「強欲」の象徴として伝承に伝わっている。
「君の剣は異形に確かに食い込んだ。しかし、その剣は一瞬で赤錆が浮き、崩れ落ちた!」
 
 ジャイアント 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:致命的 知名度:無名(−20) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[30] 知恵[15] 体格[99]
意志[20] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[11] 正気[02] 財力[00]
異能・特性
【 這いよる巨人 】
 ジャイアントの姿を初めて見た者は[狂気判定]を行わなければならない。ジャイアントは狂気、精神崩壊、病気を無効化し、耐久点が+2され(適応済み)、被痛打点が[−1]される。また、暗闇によるペナルティを受けない。

【 掴み 】
 [格闘]による攻撃で命中した対象を掴みとり、0PT距離まで引き寄せる。その際、[格闘]による負傷は与えられない。対象は開放されるまで移動が行えずジャイアントからの攻撃が自動的に命中する。また、[機敏]を使用する判定が自動的に失敗し、自身のターン開始時に1CTが消費される。ジャイアントは【掴み】で対象を捕縛している間、他者にこの異能を使用する事は出来ない。対象が自力で1CTを消費して−20のペナルティを受けた[筋力判定]に成功するか、ジャイアントが1点でも負傷すれば対象は開放される。
戦闘データ
[咀嚼] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:6
[格闘] 射程:2〜4PT 消費CT:2 攻撃力:3
[分厚い筋肉] 種別:非金属鎧 防御力:2
エネミー説明
外見は身長5Mほどの巨大な裸体の人間の姿をしているが、足が自重に耐えられず、常に四つん這いになって移動する。知能は殆ど無く会話する事ができない。巨体を維持するためか常に腹を減らしており、獲物と見れば即座に捕食しようと襲ってくる。[暴食]のままに暴れ回る、その生命力と攻撃力は凄まじいが、無理のある体勢のせいか機敏さは非常に低い。もし何かしらの手段で奈落の境界を超えて出現した場合、食物が豊富な森や山、そして集落を狩場として暴れまわり、惨劇が巻き起こる。
「森の中で君を見つめるその顔は、食事の喜びに期待してか、不気味な笑みを浮かべている。」
 
 ドレイク 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:致命的 知名度:無名(−20) 習性:肉食獣 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[50] 知恵[40] 体格[90]
意志[60] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[09] 正気[06] 財力[00]
異能・特性
【 龍の畏怖 】
 ドレイクの姿を初めて見た者は[−10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。ドレイクが要求される[狂気判定]は自動的に成功する。狂気と精神崩壊、毒と病気を無効化し、暗闇によるペナルティを受けない。被痛打点が[+1]される。

【 飛行 】
 自由に[飛行状態]になれるとして扱う。移動する際、通常の2倍の距離まで移動できる。

【 焼けつく吐息 】
 ドレイクから1PT以内に存在する者は、エンドフェイズにて[−20]のペナルティを受けた毒に寄る[体力判定]を行い、失敗すれば耐久点を1点失う。
戦闘データ
[咀嚼] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:6
[爪] 射程:1〜2PT 消費CT:1 攻撃力:5
[鱗] 種別:金属鎧 防御力:4
エネミー説明
奈落に生息する捕食者の中で上位に位置する異形。巨大な蜥蜴のような姿と、その巨体を浮かべる強靭な羽、そして人語を解する狡猾な知恵を持つ。周囲には毒性の強い高温の吐息が漂っており、接近した者を容赦なく包みこみ焼き殺していく。奈落から境界を超えて現れたドレイクの被害はまさに災害とも言うべき規模であり、其れを打ち倒した龍殺しの英雄の伝説や、龍の鱗や牙を素材として創られた武具の逸話もまた多く残っている。また、その強者の余裕から油断する事も多く、「傲慢」の象徴としても語られる。
「伝説の魔獣。悪魔の化身。それが、騎士隊を、近づいただけで鏖殺した存在だった。」
 
 ブーロー 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:致命的 知名度:未知の存在(−40) 習性:破壊的 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[60] 機敏[30] 知恵[40] 体格[60]
意志[40] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[07] 正気[04] 財力[00]
異能・特性
【 巨人の畏怖 】
 ブーローの姿を初めて見た者は[−10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。ブーローが要求される[狂気判定]は自動的に成功する。火達磨、狂気、精神崩壊、病気を無効化し、武器の攻撃力が+1、耐久点が+1され(適応済み)、被痛打点が[−2]される。また、暗闇によるペナルティを受けない。

【 炎の化身 】
 ブーローの攻撃が命中した者、ブーローから1PT以内に存在する者は[火達磨]の状態となる。大雨に濡れる、水中に浸かるなど全身が水に包まれる環境においてブーローはエンドフェイズに耐久点が1点失われる。
戦闘データ
[格闘] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:3
[鉾槍] 射程:2〜4PT 消費CT:1 攻撃力:6
[分厚い筋肉] 種別:非金属鎧 防御力:2
エネミー説明
奈落に生息する異形の一種。炎に包まれた偉丈夫の巨体に、人間と蜥蜴の中間のような不気味な頭部を持ち、その頭部から巨大な蜷局を巻いた巨大な角を生やしている。世界に響き渡るが如き「憤怒」の咆哮を上げながら、恨みを持たれた者を優先的に襲いに行く習性を持ち、それ故に「粛清者」とも呼ばれる。異形の姿を持つ魔除けの彫像、ガーゴイルの姿によく似ており、過去に境界を超えて顕現していた事が窺い知れる。幸いなのは、奈落においても、この炎の巨人の数は多くないという事である。
「遠目からでも明確に見える火の塊は、地獄から溢れてきた悪魔そのもののようだ……!」
 
 ファンガス 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:致命的 知名度:未知の存在(−40) 習性:中立的 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[20] 機敏[05] 知恵[40] 体格[60]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[06] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 おぞましい姿 】
 ファンガスの姿を初めて見た者は[−10]のボーナスを受けた[狂気判定]を行わなければならない。ファンガスの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気と疲労の影響を受けない。

【 鈍い存在 】
 ファンガスは2CT消費の3PT移動が行えない。また、ファンガスの負傷はエンドフェイズで適応される。

【 腐海の胞子 】
 ファンガスから2PT以内に存在する者は、エンドフェイズにて[−20]のペナルティを受けた[体力判定]を行い、失敗すれば[致死毒]と[軽い病気]の状態となり、1PT以内であれば[軽い病気]ではなく[重い病気]を受ける。
戦闘データ
[格闘] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:3
[菌類の表皮] 種別:非金属鎧 防御力:2
エネミー説明
奈落に存在する異形の一種であり、菌類が集まって人のような外見を模倣しているかのような不気味な姿を持つ。動物よりも植物としての側面が強く、本能的な衝動によって活動している。しかし動きは「怠惰」な如く非常に緩慢で痛覚さえも鈍く、能動的に活動的に動くことも滅多にない。体中からは常に非常に強力な毒を含んだ胞子を広範囲にまき散らしており、奈落の異形でさえも意識的に近づく者は少ない。その性質故に境界を超える事はほぼ例がない。しかし境界を超えて流れてきた胞子が疫病を蔓延させるという災害を巻き起こす事例はあり、胞子に汚染された地域は焼き払うか、無毒化するまで放置するしかないという。
「毒キノコ。これはそんな優しいものではない。ただの植物は街を滅ぼしたりはしないのだから。」
 
 ファントム 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:非常に危険 知名度:未知の存在(−40) 習性:肉食獣 言語:なし)
パーソナルデータ
能力値
器用[30] 機敏[10] 知恵[30] 体格[40]
意志[00] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[04] 正気[00] 財力[00]
異能・特性
【 人間だったモノ 】
 ファントムの姿を初めて見た者は[狂気判定]を行わなければならない。ファントムの[意思]を使用する判定は自動的に成功し、狂気と精神崩壊を無効化する。暗闇によるペナルティを受けず、薬物や毒物、病気の影響を受けない。

【 ゴムのような表皮 】
 ファントムに攻撃を行う者は、[命中判定]の成功後に+20のボーナスを受けた[幸運判定]を行い、これに失敗した場合、ファントムの防御力は3として扱われる。

【 狂気の感染 】
 ファントムの攻撃が命中し、負傷した者は[狂気判定]を行わなければならない。
戦闘データ
[咀嚼] 射程:0PT 消費CT:1 攻撃力:3
[引掻き] 射程:1〜2PT 消費CT:2 攻撃力:2
[ボロキヌ] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
何かしらの不幸により、生きたまま奈落に墜ちた人間の成れの果て。既に奈落の瘴気に染まっており、その外観は体毛が全て抜け落ち、表皮が崩れ、露出した筋肉組織の一部が新たな皮膚で覆われた事でたるんでぶよぶよになったゴムのような姿になっており、最早元の姿を思い起こさせるものではない。知能も完全に失われているが、生者、特に己の元の姿を彷彿とさせる人間に対して強い殺意を抱く程の「嫉妬」が渦巻いており、其れを見れば執拗に襲いかかってくる。
「君は眼前の不気味な存在が、自らと同じ人間であったと理解するまで時間を要するだろう。」
  
 リリム 

  (種族:異形 階級:なし 脅威度:致命的 知名度:無名(−20) 習性:中立的 言語:あり)
パーソナルデータ
能力値
器用[50] 機敏[40] 知恵[50] 体格[40]
意志[40] 幸運[00] 財力[00] 身分[00]
知識[00] 耐久[04] 正気[04] 財力[00]
異能・特性
【 淫欲の愛児 】
 リリムは[狂気判定]に自動的に成功する。狂気と精神崩壊、病気を無効化し、暗闇によるペナルティを受けない。

【 甘い姿 】
 リリムを[捕捉]している者1体を任意に指定し、その者が持つ理想の性愛対象の姿に、瞬時に、恒久的に変化できる。この時に指定された者は、リリムを[捕捉]し続ける限り、エンドフェイズ時に[意思判定]を行い、失敗時はリリムに対して[欲情]あるいは[慕情](対象の任意)の関係を上書きされる。

【 絶頂の誘惑 】
 リリムの[愛撫]が命中した対象は[−20]のペナルティを受けた[意思判定]を行い、失敗すると[恍惚]の状態に陥る。この時、対象が[金属]の胴部防具を装備していた場合、上記のペナルティは無効化される。
戦闘データ
[愛撫] 射程:0PT 消費CT:2 攻撃力:なし
[ビキヌ] 種別:非金属鎧 防御力:0
エネミー説明
サキュバスやインキュバスという名前で伝承に残る奈落に住む異形の存在。体液を介してリビドーを得る事で存在を維持しており、リビドーを強く持つ対象の元へ現れる。そして対象の精力を絞り尽くすまで離れないという、正真正銘の「色欲」の象徴である。リリムは特定の種族としての姿を持たず、獲物の性愛対象の姿に自在に変化するという特性を持つ。その性質上、奈落の住人の中で最も多く現世に顕現しており、特に禁欲的な性格の者が、その毒牙にかかっている。淫欲の魔王アスモデウスと深い繋がりがあるとされるが、その真相は奈落の向こう側である。
「君の眼前にあるのは、理想とする性愛対象そのものだ。そしてそれは君を誘惑している……。」

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