カヴンは、司祭長の許可を得て
「ワルプルギスの夜」と呼ばれる特殊な異能を、
総合「カヴンの構成員数×3点」のピュアを捧げる事で、
発動する事を許される。
ワルプルギスの夜を発動すると、
シーンの舞台となっている空間が世界から隔絶され、
登場していた者全員が異次元へと転移される。
転移先の異次元空間は、基本的に通常の空間ではありえぬ
不可思議な構造や様相を呈しているが、
この光景は発動者が任意に決定できる。
また、この空間内では「太陽が沈んでいる時間帯」、
そして「月の状態は新月」として扱う(明かりの必要はない)。
この空間にいる間、全ての魔女は魔術の行使時、
[発動判定]に+20の修正を受け、[消費値]が半減する。
この効果を受ける「すべての魔女」というのは、
発動したカヴンに属さぬ魔女も含められている。
このワルプルギスの夜は1シーンの間持続し、
時間が経過すると世界は復元される。
転移していた者達も元の世界で転移した場所に帰還し、
空間の隔絶により起こったパニックは
当事者以外には「なかった事」に改竄される。
ワルプルギスの夜は、1シナリオ中1回のみ発動できる。