【  スキル一覧  】

 この項目ではPCの持つ特有のスキルを紹介しています。これらスキルはPCの作成時に1種を指定して取得できます。ただし、ゲームに参加するPCの間で取得スキルが重ならないようにしてください。

 
【 @ 憎まれ役 】
《 効果 》

 圧迫ターン中にて適応を宣言できます。貴方の所属するチームで誰かが協調判定に失敗した場合、貴方以外が受けるストレスペナルティは半減し、そして半減した値の合計値が、貴方の受けるストレスペナルティに加算されます。

《 説明 》

 貴方の言動は意図的か無自覚的な、いずれにせよ他者からあまり好まれるほど紳士的ではありません。貴方は周囲に威圧感を与え、ストレスを与えるでしょう。そして彼らは貴方を共通の敵として結束し、貴方は孤立を深めていくのです。


【 A 子供 】
《 効果 》

 貴方は《戦闘》が「−20」され、《感知》と《協調》が「+10」されます。貴方が戦闘判定に敗北して死亡フラグが増加する際、その場に死亡フラグが「4点以下」の他のPCがいた場合、そのPCに増加する死亡フラグを移し替える事ができます。なお、貴方が死亡する際、その映像描写は決して行われてはなりません。もし行われた場合、PC全員の死亡フラグが「+1」本されます。

《 説明 》

 貴方は不幸にも幼い年頃で世界の終焉を迎えてしまった若者です。小さな体は過酷なゾンビ達との戦いには不向きですが、その弱さが貴方の周囲の大人たちを奮い立たせ、貴方に危機が迫った時に彼らの大きな背中と手が守ってくれる事でしょう。


【 B 修理屋 】
《 効果 》

 貴方は、ファンブルが発生した事で変化した「壊れた○○」1つを、【休息】を行った際に修復し、復活させる事ができます。ただし修復されたアイテムは名称の頭文字に「修復された」が追加されます。この頭文字が追加されたアイテムが再び「壊れた○○」に変化した場合、それをスキルの対象にはもう指定できません。このスキルは1サイクル中に1回だけ適応できます。

 なお、修復不可能となった壊れたアイテムは重量はそのままに名称の頭文字が「大破し壊れた」に変化します。

《 説明 》

 貴方には壊れた物品を修復する技術があります。それを生業にしていたのか昔とった杵柄なのか、いずれにせよ、気軽にメーカーサービスを頼める世界ではなくなった今、貴方の技術は危機に陥った集団を救う希望の光となるでしょう。


【 C 屋上の狙撃手 】
《 効果 》

 貴方が「防衛チーム」に所属し「銃器」を所持している場合、貴方は「探索ターン」「防衛ターン」どちらかで、別のチームが探索あるいは防衛している施設のゾンビを対象にした【脅威排除】を「銃器」を使用して行えます。

 ただし、その際の戦闘判定にはペナルティ「−20」点を受けます。また、この効果により「探索ターン」で【脅威排除】を行った場合、同サイクルの「防衛ターン」開始時に「銃器」使用によるゾンビ出現数増加効果を受け、かつ自身の「防衛ターン」での行動は行ったものと扱います。

《 説明 》

 貴方は銃器の扱いに手慣れており、射撃の腕は目を見張るものがあります。その鷹の目と緻密な弾道計算力は、死地にて命が風前の灯の中にある仲間たちを救い出す魔弾となって撃ち放たれるでしょう。


【 D ガンサバイバー 】
《 効果 》

 貴方が「銃器」を所持しており、貴方が【脅威排除】を行った直後、このスキルの適応を宣言した場合、さらにもう1回「銃器」を使用しての【脅威排除】を行えます。ただし、これを適応した【脅威排除】中はファンブルが「96以上」から「91以上」となります。

 このスキルは同サイクル中に1回のみ宣言できます。

《 説明 》

 貴方は銃による接近戦に秀でており、大量のゾンビを前にしてもひるまないその度胸は目を見張るものがあります。そしてその期待通りに銃声が上がるたびにゾンビを次々死体へと変えていくでしょう。……貴重な銃弾が尽きるまでは。


【 E スラッシャー 】
《 効果 》

 貴方が「近接武器」を所持しており、貴方が【脅威排除】を行った直後、このスキルの適応を宣言した場合、さらにもう1回「近接武器」を使用しての【脅威排除】を行えます。ただし、その【脅威排除】中はファンブルが「96以上」から「91以上」となります。

 このスキルは同サイクル中に1回のみ宣言できます。

《 説明 》

 貴方はどういう過去を持っているのか接近戦での殺し合いに非常に手慣れており、両手に握った武器は死神となって大量のゾンビをあっという間に刈り取っていくでしょう。しかし人間相手と違ってゾンビは非常に頑丈です。相棒を壊してしまわぬよう、ゆめゆめお気をつけを。


【 F ジョギリショック 】
《 効果 》

 貴方が「大工道具」を所持しており、貴方が【脅威排除】を行った直後、このスキルの適応を宣言した場合、さらにもう1回「大工道具」を使用しての【脅威排除】を行えます。ただし、その【脅威排除】中はファンブルが「96以上」から「91以上」となります。

 このスキルは同サイクル中に1回のみ宣言できます。

《 説明 》

 貴方は工具の本来の使い方ではない使い方を何故か熟練しています。貴方がその手に工具を握れば、それはたちまち殺人の道具として輝き始め、振るわれた工具からは木や金属の削りカスではなく、腐肉と腐汁が散らされます。とはいえ工具は工具、戦闘のための道具ではありません。お手入れは欠かさぬように。


【 G カンフーマスター 】
《 効果 》

 貴方は「大工道具」「近接武器」「銃器」「ダイナマイト」「植物伐採機」いずれかを所持していなくとも【脅威排除】を行えます。

《 説明 》

 貴方はゾンビの首を蹴りの一撃で千切り飛ばすほどのカンフーを身に着けています。武器を必要とせずに1人でゾンビの群れを圧倒するその光景はほかの生存者から非常に頼もしく見える事でしょう。しかし所詮は生身での戦い。素肌むき出しの拳や足に傷を受ければあっという間に感染しますし、勢いで千切り飛ばして落ちてきた頭に首を噛みつかれればその見事なカンフーも二度と披露する事はできなくなってしまいます。


【 H ゾンビーフ 】
《 効果 》

 貴方が「食料品」を所持して【休息】を行った際、貴方は「食料品」の調理を一度に「2個」まで行えます。調理された「食料品」はカロリーが「500」から「1000」となり、名称の頭文字に「調理された」が追加されます。ます。この効果を適応した場合、次の「ゾンビ湧き判定」時に、ゾンビが「調理した食料品の数×2」体追加されます。これは重複していきます。

《 説明 》

 貴方は希少な食料を最低限の素材や調理で見事な料理に昇華させる技術を有しています。温かい美味しい家庭で食事をとる機会も途絶えがちなこの世界で、貴方の料理は生存者達の心身を癒やす事でしょう。しかしその調理の際に出る良い匂いや音、漏れる火の明かりは生者の生肉を食べたくて仕方がない招かれざる客も集めてしまいます。


【 I ヘリボーイ 】
《 効果 》

 貴方が「探索チーム」に属し、未知の【地下シェルター】あるいは【ショッピングモール】のどちらかに【場所移動】する際、貴方は感知判定に「−40」を適応できます。適応した上で感知判定に成功した場合、踏み込んだ施設の名称の頭文字に「ヘリポートのある」が追加され、その施設には最大4人乗りのヘリが安置されています。

 ヘリは拠点の最大耐久度が「0」になると破壊され失われます。貴方がヘリのある施設を拠点とし生きたままヘリを守り抜いてチェックターンに至ると「条件3」と「条件4」を無視してエンディングフェイズへと移行可能となり、これによるエンディングフェイズにてPCはヘリで脱出できます。

 「区域」を適応している場合、脱出したPCは区域間の移動を食料消費なしで移動できます。ヘリで別区域に移動すると、ヘリは燃料を喪失し初期拠点付近で不時着し破壊され失われます。

《 説明 》

 貴方はゾンビが支配する地上を見下ろして安全に移動するための技術を身に着けています。貴方の技術と、それを活かすヘリがあれば、生存者たちは安全に、そして長い逃避行を必要とせずに楽園へと飛んでいけるでしょう。もっとも、この世に楽園が残っているのであれば、ですが……。




  

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