【  死亡フラグとフラグ行動  】

 PCが明確に死亡し、ロストするかどうかの基準となる数値です。

 ゲーム開始時のPCの初期値は「0」です。死亡フラグが合計で「5本以上」に達すると、ミドルフェイズの「襲撃ターン」時に死亡します。 また、死亡フラグが「7」本に達すると、何かしらの要因によって即座に死亡します。逆に、それ以外では基本的に後述の「衰弱死(エンディングフェイズ参照)」以外ではなんとか生還する事になります。

 生還の理由は状況に応じて様々で、幸運もあれば誰かから助けられた、死を免れないがそれまで生きている等多岐に渡ります。

 能動的に危険を身に晒して、あえて自ら死亡フラグを立てる事で、以下の英雄的行動や悲劇的展開を行えます。これらによる死亡フラグの増加は、アイテムでは無効化できません。



《  死中に活あり  》

 PCは全ての判定時、20点刻みで最大「+40」点の判定ボーナスを適応するかを判定直前に選択できます。適応した場合、直後の判定への「適応ボーナス点÷20」本の死亡フラグが増加します。また、適応する事で有している死亡フラグが「6点以上」になる場合、このボーナスは適応できません。



《  無茶のしどころ  》

 PCはミドルフェイズ「探索ターン」あるいは「防衛ターン」中において、行動終了後に、死亡フラグを「+1」本する事で、そのターン中にもう一度行動できます。ただし、この再行動は1サイクル中に1回のみ行なえます。



《  探しものはなんですか  》

 ミドルフェイズの「探索ターン」あるいは「防衛ターン」において、【物資探索】の感知判定成功時に死亡フラグを「+1」本する事で、直後の戦利品決定のダイスの出目を「±20」まで操作できます。



《  不吉の横取り  》

 同行している自身以外のPCの死亡フラグが何かしらの理由で増加した際、その際に増加する死亡フラグを自身に移し替える事ができます。この移し替えは1人につき1ゲーム中に1回のみ行えますが、死亡フラグを対価とする英雄的行動には無効となります。



《  俺がやつらをひきつける  》

 PCは後述のミドルフェイズ「探索ターン」あるいは「防衛ターン」において、【 場所移動 】を選択時、死亡フラグを「+1」本する事で、他のPCが移動しやすくなるための囮になることができます。囮になったPCの移動処理は通常通りに行います。そのターン中に同じ場所にいた他のPC全員は、【 場所移動 】を行う際、「感知判定」に「+20」点のボーナスを受けます。このボーナスは重複します。ただし、ボーナスが適応されるのは、この場から移動する時のみとなります。



《  誰が楽にさせるべきか  》

 PCは後述のミドルフェイズ「探索ターン」あるいは「防衛ターン」において、【 脅威排除 】を選択時、あるいは「襲撃ターン」でのゾンビとの戦闘にて、相対するゾンビの中に親しい者を見つけてしまう事が出来ます。これにより直後の戦闘判定を、同行する別のPCに代行させるか否かの選択が行なえます。この代行にはPLの同意が必要です。代行させた場合、戦闘結果を代行PCに適応した上で、代行PCの死亡フラグが「−2」本され、自身の死亡フラグが「+1」本されます。

 代行させずに自身が戦闘判定を行う場合、死亡フラグが「+1」本し、判定成功時はゾンビが所持していたとして「アイテム一覧」から任意のアイテム(「自転車」を除く)を1個入手できます。この《誰が楽にさせるべきか》は、PCそれぞれ1回づつ、ではなく、1ゲーム中に1回のみ行なえます。



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